加守田次郎個展 -硝子絵-
11月19日(土)〜11月24日(木)
このたび黒田陶苑では、加守田次郎氏の個展を開催いたします。
陶芸家・加守田章二の次男に生れ、幼少期より陶芸を始めとする美術全般に触れる環境で育った次郎氏は、多摩美術大学で彫刻を学んだ後、油画家としてデビューしました。
その後、土や紙塑による立体作品なども手掛け、活動しています。
今回の展覧会では、初めて試みたという「硝子絵」の新作を発表いたします。
加守田氏の詩情溢れる画風を硝子板に油彩で描きこんだ「硝子絵」は、小品に限定されており、額も作者自らが作った陶製のものに収まっております。
今までにない色使いによって創られた硝子絵で、加守田次郎氏の新たな展開が始まります。
ぜひ、ご高覧くださいますようご案内申し上げます。
私が硝子に描くものは
遠く過ぎ去ったものから届く
眼差しです。
硝子絵との取合せに面白そうと
陶額作りも試みました。
加守田次郎
「笛」
「馬」
「鳥」
「不動明王」
加守田次郎 Jiro Kamota
1967 栃木県益子町生まれ
陶芸家・加守田章二の次男
1990 多摩美術大学彫刻科卒業
1994 油彩画を発表
2000 土人形・張子の制作を始める
2007 黒田陶苑にて紙塑人形を発表
2016 黒田陶苑にて硝子絵を発表
|展覧会カレンダー|