陶心陶語

北大路魯山人 備前ぐい呑のこと

 

 

 


北大路魯山人(1883~1959)  備前ぐい呑  黒田陶々庵箱
1950年代 w6.1×h4.5㎝

 

 

北大路魯山人先生が、鎌倉の工房に備前焼を制作するための窯を築き、鎌倉で備前焼を始めたのは、戦後の1953年のことでした。

魯山人は70歳を過ぎた頃であり、人生の集大成の時期に、同じやきものとはいえ、手法や素材の異なる新しい事に取り組むというのは、あらためて美への執念の強さを感じます。

魯山人先生がこの時期に鎌倉で制作した備前焼は、重厚素朴な本家の備前焼とは趣が異なり、どこか軽妙洒脱な印象を与えるものが多いことで知られ、鎌倉備前と呼ぶ人もいます。

今回ご紹介の作品は、鎌倉で焼いた備前焼・鎌倉備前のぐい呑です。

やや薄作りに仕上げ、灰被りは明るく美的な黄褐色を呈しています。
形状は、やや端ぞりの口辺になっており、いかにも口当たりが良さそうです。

 

 

古備前の風格も漂う、魯山人先生の備前への思い入れが詰まった一品です。

 

 

 

高台に釘彫りでサインが刻まれています。

 

 

 

 


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