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原 憲司 個展
11月14日(土)〜11月19日(木)
このたび、原 憲司先生の個展を開催する運びとなりました。
はやいもので、わたくしどもが原憲司先生の個展を初めて開催してから10年を過ぎました。
その間、原 憲司先生の制作活動によって桃山時代の黄瀬戸が再認識され、さらなる高みへの憧憬として陶芸家を志す人々の指針となりました。
原先生は、さらに熟達の領域を目指しており、桃山を超越した神技を取得したようにも思えます。
祖父の初代陶々庵をして、「唐九郎でさえ、ウロウロしていたのに、よくやったな。」と言わしめた見事な黄瀬戸は、さらに熟成されています。
至上主義を貫く寡作ゆえに、少数厳選の展覧会とあいなりますが、陶芸ファン必見の名作が出そろいます。
ご多用とは存じますが、ぜひご高覧くださいますようご案内申し上げます。 黒田佳雄
黄瀬戸茶碗
原 憲司 Hara Kenji
1947 東京生まれ
1969 加藤卓男に師事
1982 独立。桃山陶・黄瀬戸を中心に制作
2002 名碗二十撰出品(銀座 黒田陶苑)
2003 現代の酒器展出品(銀座 黒田陶苑)
2005 銀座 黒田陶苑における第一回個展
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