室町時代 黄釉茶碗
-迎春- 茶のうつわ展
1月5日(火)〜1月14日(木)
明けましておめでとうございます。
本年も皆々様に愉しんでいただける展覧会ができますよう、努力してまいりたく存じます。
今年最初の展覧会は、新春恒例になりました、お茶道具展「茶のうつわ展」を開催いたします。
中世の古陶から幕末ころの近世の茶碗、近代の陶芸巨匠の珍品まで、喫茶を愉しむだけでなく、鑑賞にも堪えうる品々も取り揃え展示いたします。
2階・3階の同時開催で、2階の展示は古陶磁を中心に、3階は近代陶芸巨匠の作品の展示になります。
お忙しい日々とは存じますが、一刻、銀座の街へお出ましくださいますようご案内申し上げます。
堀の手 黄釉茶碗 [室町時代]
室町時代に美濃で作られた茶碗です。
昭和初期に窯址から発掘されたもので、欠損部分を
青海波模様の蒔絵で丁寧に修繕されています。
濱田庄司 琉球窯藍差赤絵茶碗
濱田庄司先生の最晩年期の作品で、沖縄で制作された一品です。
濱田の七十七歳の喜寿記念に刊行された「濱田庄司七十七碗譜」に
カラー図版で掲載されています。
3階の展示は、1月28日(木)まで開催いたします。
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