青瓷茶碗 部分
吉田周平 個展 -青瓷・オマージュ-
7月2日(土)〜7月7日(木)
東京藝大に在学中から青瓷の作品を手がけ、大学院では青瓷の研究に時間を費やしていた吉田周平さん。
吉田さんにとって、青瓷は青春なのである。
2007年春、東京国立近代美術館工芸館において「青瓷を極める-岡部嶺男展」が開催され、没後初めての大回顧展となったその展覧会を大学3年の吉田さんは見に行った。
その会場に並ぶ岡部嶺男の青瓷作品に大いに感動し若き心を燃やし、それからというもの嶺男を心の師として、氷裂青瓷・粉青瓷の研究制作が進むことになったと云います。
今回の個展は、そんな吉田さんの青春の一コマが色濃く映し出された作品も含まれ、多様な作品で構成されております。
茶碗・酒器・花器・うつわなど80余点の新作です。ぜひご高覧ください。
青瓷茶碗
青瓷茶碗 見込部分
吉田周平 Shuhei Yoshida
1979 石川県金沢市生まれ
1997 東北大学理学部 入学
2005 東京藝術大学美術学部 入学
2009 東京藝術大学 美術学部工芸科陶芸講座 卒業
2011 東京藝術大学大学院 美術研究科陶芸専攻 修了
教育研究助手を務める(~2013)
2014 神奈川県茅ケ崎に工房を作り、制作を始める
2016 第3回個展(銀座 黒田陶苑)
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