鈴木大弓 個展 -みしま‐
9月14日(土)〜 19日(木)
三島と呼ばれる細かな押印文を象嵌した陶器は、多くの工程が
必要になることから、昭和の時代には名工の腕自慢の仕事とさ
れ、三島を手がけた陶芸家は楠部彌弌や諏訪蘇山など京都の
名工・名人クラスの人に限られる。
鈴木大弓さんは、その手強い三島を20歳代のころから始め、以
前から気品漂う格調高いものを作っていて、まっぱら感心して
いた。さらに最近では遊びを取り入れる余裕を見せてきたもの
だから、ますます鈴木さんから目が離せなくなっています。
今回も白磁・楽・李朝ものなど、350点以上のうつわが並びます。
鈴木大弓 各種 三島ぐい呑
鈴木大弓 三島茶碗
御所丸茶碗(奥)
鈴木大弓 Hiroyumi Suzuki
1981 宮城県仙台市生まれ
2005 中央大学卒業後、韓国で陶芸修行
2009 帰国し、滋賀県信楽にて作陶開始
2016 工房を三重県伊賀に移す
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