原 憲司 個展 -名匠のわざ‐
10月5日(土)〜 10月10日(木)
このたび黒田陶苑では、原 憲司先生の個展を開催いたします。
黄瀬戸の第一人者として名高い原憲司氏の作陶は、素材である土や石、木灰
などを自ら調達し、調整吟味することから始まり、石臼で土石を砕き、木材から
灰を作りだす。その手間と時間を多く使うことが重要であると原氏は言います。
それは、桃山時代の陶工たちの日常であって、その労を惜しまない日常が結
果的に名品を生み出していったと確信していると言います。
今回は、黄瀬戸・瀬戸黒を中心に、現代の名匠・原憲司の卓抜した手わざを
ご覧いただきたく存じます。ぜひ、会場でご高覧くださいますようご案内申し
あげます。
黄瀬戸茶碗
瀬戸黒茶碗
原 憲司 Hara Kenji
1947 東京生まれ
1969 陶芸家・加藤卓男に師事
1982 独立
桃山陶・黄瀬戸を中心に制作
2005 黒田陶苑にて第1回個展
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