展覧会情報

木村達哉個展

木村達哉個展

2025年7月16日(水)〜 7月20日(日)
会場:銀座 黒田陶苑アネックス
正午~午後6時 月・火曜定休

 


【 木村達哉 個展 - 僕と土とのいとなみ - 】

2025年7月16日(水)午後3時 ~ 7月20日(日)午後4時

( 初日 16日 ) 午後3時~午後7時
(木・金・土) 正午12時~午後6時
(最終日20日) 正午~午後4時

会場 : 銀座 黒田陶苑 アネックス
東京都中央区銀座6-12-14-2F 銀緑館2階
03-3571-3490

 

 

 
  このたび銀座 黒田陶苑では、木村達哉 初個展を開催いたします。

今回初めてご紹介する木村さんは愛知県出身の27歳の陶芸家です。
大学時代、授業で使用する既成の土に物足りなさを感じ、「自ら土を掘る」というスタイルが確立しました。そんな中、中世に東海地方にて量産雑器として作られた「山茶碗」に出逢い、その削ぎ落とされた美に魅了される。以降、現代の山茶碗を作るべく、東海地方の窯の現地調査を重ね、さまざまな土に触れることになりました。0からやきものを制作する過程で、昔の人々の営みまでが垣間見え、想像が掻き立てられるところにロマンをも感じたと言います。
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原始的な穴窯を山の斜面を利用して自ら掘り、築窯し、ひたむきに土と向き合う木村さん。
現代の技術も積極的に取り入れながら、古き物を愛してやまない若き陶芸家です。

今回の、銀座黒田陶苑アネックスでの初個展では、酒器、食器から大型作品まで、多数出品予定です。
古い山茶碗の型に、独自にアレンジした磁土を落とし込み、白い山茶碗にも挑戦されました。

木村さんがこれから伝え残す作品とは何か、ぜひご注目いただけましたら幸いです。

展覧会初日は7月16日(水)15時オープンです。
この機会にぜひご高覧くださいますよう、ご案内申し上げます。
 



 
 【 作家からのメッセージ 】
 僕と土とのいとなみ

大学の授業で使用していた陶芸用の土に物足りなさを感じ、自ら土を掘り始めました。
その土を焼いてみたところ、思いがけず面白い表情が現れ、「土を堀るところから制作を始める」という制作スタイルが生まれました。

大学時代には、山茶碗と出会い、釉薬のない削ぎ落とされた姿に大きな衝撃を受けました。
以降、土という素材に強くこだわりながら、制作を続けています。
                     
                         木村達哉
 
 

 
 

右)山茶碗 穴窯 w15.6×h5.1cm ¥16,500-
左)鉄釉山盃  w9.0×h2.6cm   ¥6,600-

 

 


【販売方法】
通常通り、レジ会計の先着順に販売いたします。
【販売条件】
特にありません。
【事前販売】
今回の個展では、会期前の事前販売はございません。


 
 
 

露天堀りで造営した地下式穴窯を整地する木村達哉さん
 
 
 
 
 
 
 
穴窯を焚く木村達哉さん

 
 


 木村達哉 | Kimura Tatsuya

1998 
愛知県稲沢市生まれ
2018 
愛知県立芸術大学美術学部入学
2019 
中世の山茶碗を知る
2021 
露天掘りで地下式穴窯を造営(三重県津市)
2022 
愛知県立芸術大学美術学部
デザイン・工芸科 陶磁専攻卒業
2025 
第1回個展(銀座 黒田陶苑アネックス)
 

 

 
【 銀座 黒田陶苑アネックス 】
 
TEL.03-3571-3223
12:00-18:00 定休日/毎週月曜・火曜
 
 
 

銀座 黒田陶苑アネックス は、
ギンザ・シックス [ GSIX ] の真裏の銀座三原通りに面する銀緑館の2階にあります。
ご来店を心よりお待ちいたしております。
 
 

銀緑館前の銀座三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース(1時間300円)が多数設置されています。
また、ギンザ・シックス駐車場(30分300円)の他に近隣には多数の時間貸し駐車場があります。
ギンザ・シックス駐車場から当店までのアクセスは⇒こちらをご覧ください。

 


7丁目の銀座 黒田陶苑 本店と6丁目のアネックスは、徒歩2分ほどで往来できます。


 

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