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寺田鉄平 個展 -瀬戸黒・織部-
6月28日(土)~7月3日(木)
日本を代表する窯業地・瀬戸で江戸時代後期より代々続く窯元に生れた寺田さんは、瀬戸伝統のやきものを作り続けています。
瀬戸の中心地・赤津の高台にある工房の敷地内には江戸時代の古窯跡があります。幼少期には古陶片などをおもちゃにして遊んでいたといいます。寺田さんはそのような陶芸家としてもっとも恵まれた環境の中で育ちました。お父様の寺田康雄氏の古窯再現プロジェクトを手伝いながら、古陶磁の研究を重ねてきました。
今回の個展では、桃山時代に築造された美濃土岐市にある国指定史跡「元屋敷陶器窯」を忠実に再現した巨大な窯で焼成した織部、近年研究を重ねてきた瀬戸黒の新作を展示即売いたします。うつわも充実しております。
寺田鉄平
1975 愛知県瀬戸生まれ
陶芸家・寺田康雄の長男
1998 東京造形大学美術学科彫刻専攻卒業
家業(製陶業)に従事
2001 独自の制作を始める
2013 第一回個展(銀座 黒田陶苑)
寺田鉄平 (再現・元屋敷陶器窯を焚く・2014年5月)
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