北大路魯山人 もみじの図
-特別展- 名残の茶
10月1日(水)〜10月25日(土)
日ごとに秋の深まりを感じる頃になりました。
茶の湯の慣習では十月を一年が終わる暮れを意味し名残月といたします。新しい一年を迎えるにあたり、振り返り出来事などを惜しむ頃となります。
このどこか寂しい心持が、茶の湯道具への深い
愛情へと繋がり、傷んだうつわに繕いなどをして慈しむ心が「名残」の象徴として、古来より茶人に受け継がれてきました。
今回の展覧会では、過ぎ去りゆく秋を惜しみ、名残月の風情を表す茶の湯道具などを特集して展観いたします。
ご高覧いただけましたら幸いに存じます。
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