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寺田鉄平 個展  - 瀬戸黒・織部 -
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寺田鉄平 個展 - 瀬戸黒・織部 -

6月27日(土)〜7月2日(木)

ありのままの鉄平さん

古く平安時代にまで遡る歴史のある瀬戸は、明治・大正の頃、ヨーロッパへの輸出陶磁器を大量生産する巨大な窯業地へと変貌してゆきます。
明治以降、瀬戸赤津を中心に大きな窯元が出現し、それぞれの技術や生産量を競いあい、瀬戸の新しい技術革新がおこりました。
寺田鉄平さんは、幕末から続く瀬戸赤津の名門の窯元の直系の末裔として生まれました。
彼が暮らす家の敷地の地下には現在も、江戸時代後期と云われる古窯が埋もれており、庭を少し掘り返すだけで、古陶片が無数でてくるといいます。
幼少期から古いやきものに親しんで育った寺田さんには、古いやきものが普通の存在としてあり、作るものも自然と古めかしくなるのかもしれません。
そのような「ありのままの鉄平さん」を今回の個展で、見ることができるか楽しみでございます。

 

 

織部茶碗

 


 

 

 

寺田鉄平 Teppei Terada

1975 愛知県瀬戸市赤津に生まれる
1998 東京造形大学 卒業
    帰郷し、父・寺田康雄に師事
2000 桃山大窯復興プロジェクトに参加
2012 第1回 黒田陶苑 個展
2015 第4回 黒田陶苑 個展


 

 

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