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大野敦史 個展 -筑波山を望む丘で-
9月19日(土)〜9月24日(木)
大野敦史さんは、自作の小刀を使い時間をかけて陶素地に彫刻。そして、呉須や辰砂という色の素となる絵具を使って、焼き上がりの色の濃淡を想像しながら彩色してゆきます。
「集中力が必要なんです。時々、呼吸を忘れていることがあります。」と、にこやかに笑いながら苦心を語る。
当初は、色のない無地のものばかりでしたが、一昨年前からは彩磁が施されるようになり、色彩のグラデーションと彫刻の陰影が融合したものへと変化してきました。
今回の個展では、壷・茶碗・小さな花入・酒器などの新作を発表いたします。
大野敦史 おおのあつし
1972 茨城県日立市生まれ
1995 大津晃窯に勤務
1999 茨城県窯業指導所 釉薬科修了
2002 茨城県桂村に移り、制作を始める
2010 第一回個展(銀座 黒田陶苑)
工房近くの小高い丘に登り、筑波山を眺めるようになる
2015 第六回個展(銀座 黒田陶苑)
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