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山田 和 個展 - 炎舞う -
10月3日(土)〜10月8日(木)
このたび黒田陶苑では、山田 和先生の新作個展を開催させていただきます。
昭和29年に愛知県常滑の名門陶家に生まれた山田和先生は、幼い時より土と炎に親しみ、大学では陶芸を始め芸術・工芸を幅広く学ばれました。卒業後間もなく縁あって福井県・越前陶芸村に工房を構え、制作を始められました。
当初は、現代的な作品の発表を試みておられましたが、後に師となる陶匠・加藤唐九郎氏との出会いにより、志野・黄瀬戸・瀬戸黒などを制作するようになり、現在では、伝統的な作品を極めつつも、新しい陶芸の創造を追求されておられます。
今展では、師・唐九郎直伝の妙技に加え、生れながらの陶技を存分に発揮され生み出された味わい深く、炎が舞うごとく躍動感に満ちた力作の数々をご出品いただきます。
故・加藤唐九郎氏をして「彼は実にうまい」と絶賛された陶技・陶芸をこの機会に、ご高覧賜りますようご案内申しあげます。
炎舞志野茶碗
志野茶碗
山田 和 やまだかず
1954 愛知県常滑市出身
1976 大阪芸術大学卒業
福井越前町に移り制作を始める
1978 のちに師となる加藤唐九郎に出会う
1979 志野を焼くための穴窯を築く
この頃より加藤唐九郎に指導を受ける
2003 黒田陶苑 初個展
2013 福井県陶芸館にて個展
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