鈴木大弓 個展
9月17日(土)〜9月22日(木)
鈴木大弓さん。
1981年に仙台で生まれ、中央大学のサークル「陶芸研究会」で陶芸と出会った彼は、陶器制作にのめり込み、陶芸マニアを自称するほどになってゆく。
学業をそちのけ、美術館や博物館を見て回る名品巡礼・作陶研究三昧の学生生活を送っていた。
就活時期を迎える頃には既に陶芸家を志すことを心に決め、卒業後には、心惹かれていた李朝陶の本場である韓国に渡り陶芸修行をすることに。
韓国・慶州の陶家に住みこみ、およそ2年間みっちりと仕込まれて帰国した鈴木は、縁あって陶都・信楽で暮らすようになる。
日中は窯元に努め夜間に陶芸制作と研究に勤しむという新天地でも陶芸三昧の日々を送ることになった。
その後、2009年に独立自営の機会を得て、ついに陶芸家になった。
3年前から黒田陶苑の常設作家になり、作品が窯出しされ入荷すれば、即完売のご好評をいただいておりまして、このたび初個展としてのお披露目となります。
現在35歳の新進気鋭の新作をぜひご高覧いただきたく存じます。
500点の新作の中から、ひとつでも、あなたのお気持ちに似合ったものがあれば、ぜひお取りあげください。
粉引ぐい呑/三島枡盃
鈴木大弓 Hiroyumi Suzuki
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