笹岡基三 個展
3月25日(土)〜3月30日(木)
このたび黒田陶苑では、笹岡基三氏の個展を開催いたします。
五十年前に独立し陶業を始めて以来、天目や辰砂などの中国宋時代の陶磁器を手本とした作品を作り続けている笹岡氏。
傘寿を迎えてもなお、新しい作品作りに余念がありません。
今回の個展では、漆芸技法の「沈金」を取り入れた「金彩木の葉」を発表いたします。
近隣の山から採取してきた木の葉が天目釉に焼き付けられ、繊細な輝きを持つ純金粉が一碗の中に見事に融合しています。
新しい試みの木の葉天目をご高覧いただきたくご案内申しあげます。
金彩木の葉天目茶碗
笹岡基三 Motozo Sasaoka
1936 三重県生まれ
1951 家業(製陶業)に従事
1967 独立し、四日市で制作を始める
1973 木の葉天目が完成
1981 第一回個展(黒田陶苑)
金彩木の葉天目茶碗 (別角度撮影)
|展覧会カレンダー|