鯉江良二作品特集 -挑む茶碗‐
10月26日(土)〜 10月31日(木)
このたび黒田陶苑では、鯉江良二先生の茶碗を特集いたします。
今年、八十歳を迎えられた鯉江先生は、数年前から体調を崩され、現在は
ご自宅で療養の日々を過ごされていらっしゃいます。スピード感にあふれア
クロバティックなわざを披露していた轆轤の前に座ることがなくなってから10
年あまり。昭和終わりから平成を疾風のように駆け抜けた鯉江は、数々の作
品を生み出し、他の陶芸家らに多くの影響を与えてきました。
今回の特集では、写真にしました北斎・山下白雨を彷彿させる引出し黒茶
碗をはじめ、平成を代表する陶芸家の一人である鯉江良二先生の名作茶
碗・30余点を集めております。
ぜひこの機会にご高覧くださいますようご案内申しあげます。
引出黒茶碗 1987年 w14.3×d13.1×h8.2㎝
鯉江良二
1938 愛知県常滑市出身
1987 「1987 鯉江良二 茶碗展」(銀座 黒田陶苑)
1992 愛知県立芸術大学教授就任
2004 芸大教授を定年退官
2010 この頃より体調を崩し、作陶を休止する
2013 病いのため、声を失う
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