陶心陶語

青空に五本のストライプ



2020年5月29日午後1時過ぎ。
新型コロナウイルス感染症に対応中の医療従事者の方々をはじめ、多くの皆様への敬意と感謝をお届けするという趣旨で行われたブルーインパルスの編隊飛行。
東京都内の上空を6機編隊のブルーインパルスが感染症患者を治療するいくつかの重要な病院の上を目指して、白いスモークをひいて周回しました。
あとから報道で知ったことですが、2周の周回でそれぞれ編隊形態を変えて飛行し、1周目は6本、2週目は5本のストライプを空に描いたということです。わたくしが見上げた時に見たストライプは、5本でしたから周回2周の時だったことになります。
すっきりと晴れ渡った五月の青い空のもと、銀座通りの真上にくっきりと美しい五本の白いストライプ。素晴らしかったです。感動いたしました。
航空自衛隊の精鋭の皆さま、ありがとうございました。
敬礼。

われわれは早期の疫病終息を心より願い、さらに細心の注意を払って万全を期した感染拡大の防止に務めたいと思います。
そして、ブルーインパルスによる五色の円形を東京の空に見る日が来ることを待ちたいと思います。


 



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