伝統と革新が共存する -銀座-
世界の未来と言われて久しい東京、そして、そのメインストリートである銀座通り。
政府の緊急事態宣言により東京都からの営業自粛要請によって、4月上旬から銀座通りのすべての店舗が休業していました。
数日前からアパレルの店舗などが再開しはじめ、5月26日現在、わずか数軒を残してほぼ全店が営業を再開しました。
私どもも、昨日25日の政府の宣言解除ならびに東京都の自粛要請の緩和を受け、本日26日午前11時に営業を再開いたしました。
(営業再開に向けてのご挨拶は他に掲載しましたので省略いたします。)
ひと昔前の銀座では「雨が降ろうが、槍が降ろうが、店を開ける」という気概がありました。
事実、百年前の関東大震災の折には、その強大な揺れにより銀座も壊滅しましたが、その一週間後には突貫工事で店が再建され、通常どおりの営業を始めていたという話を黒田陶苑の初代によく聞かされたものです。
あらゆる策を講じて、前に進みたいと思います。
それが東京の銀座、黒田陶苑の伝統です。
« 前の記事:河井寛次郎 柿... を読む
次の記事:青空に五本のス... を読む »