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太田 梁 陶芸展 ‐回顧・その先の今‐
10月24日(土)〜10月29日(木)
絵志野茶碗
黄瀬戸茶碗
「今はその先に何があるのか、見つけ出せればと思っております」
難しいとされる桃山時代の黄瀬戸を再現、完成させた太田梁。
二十歳代後半に初めて陶芸と出会い、遅いスタートで独立した太田さんには、天賦の陶器勘があった。集めていた古陶片は秀逸であったし、釉薬や陶土の研究アプローチでは鋭い感覚と集中力を見せていた。
太田さんが胸の奥に秘めていた「その先」を見てみたかったが、今は、遺された数少ない作品を手にして、太田さんの陶心に触れてみるしかありません。
太田 梁 おおたりょう
1971 岐阜県瑞浪に生まれる(本名・太田良二)
2000 音楽活動を経て、愛知県瀬戸で陶芸修行を始める
2005 瑞浪の生家に工房「咲良窯」を設置
織部・志野・黄瀬戸等の食器を中心に制作を始める2006 東海伝統工芸展に入選する
2010 桃山風黄瀬戸の制作が本格化する
2013 逝去
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