鈴木伸治 個展 -自分の赤絵-
3月23日(土)〜 3月28日(木)
このたび黒田陶苑では、岐阜県多治見で制作を続けている鈴木伸治さんの個展を開催いたします。
1976年に岐阜市で生まれた鈴木伸治は、陶芸家を志す人々が通う専門学校「多治見意匠研究所」を卒業し、25歳の時に工房を構え創作活動を始めました。
当初は食器などを主に作っていた鈴木さんは、子供の頃にテレビでたびたび見かけた老陶芸家が作っていた「志野茶碗」を思い出し、独自の志野茶碗を展開するようになります。その後、赤志野・鼠志野を経て、鈴木さんの代名詞にもなっている「紫志野」に至りました。
「自分の赤絵」とタイトルされた今回の展覧会は、鈴木さんが原点としている「赤絵」を志野茶碗に施した作品が主となります。
今まで封印していた絵心を志野に思う存分に描き切っての新作登場になります。
ぜひ、ご高覧くださいますようご案内申しあげます。
志野赤絵釉垂雲龍図茶碗
志野赤絵風神図茶碗
今回は赤絵でいきます。
赤絵は原点として存在していて、だから今がある様な。
自分の赤絵。 鈴木伸治
鈴木伸治 Shinji Suzuki
1976 岐阜県岐阜市生まれ
2000 多治見市陶磁器意匠研究所卒業
2001 多治見市に工房を作り、食器制作を始める
2005 志野を作り始める
2007 第一回個展(銀座 黒田陶苑)
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