展覧会情報

鯉江良二 作品特集

鯉江良二 作品特集

2023年5月13日(土)〜 5月18日(木)
午前11時~午後7時・月曜定休
会場:銀座 黒田陶苑アネックス

 


このたび銀座 黒田陶苑では、鯉江良二先生の作品特集を開催いたします。

激動の時代と云われる1970年代に鯉江先生は活動の場を現代美術に置き、陶や土を使ったオブジェ・インスタレーションを制作し発表。
70年代中頃になると、現代美術系の画廊が陶芸作品を扱うようになったことから、鯉江は時流に乗り、轆轤で制作する器物を作り個展などでの発表を始めます。

今回は、鯉江良二の1970年代の作品に着目し、おもに大型穴窯を用いて制作していた1976年以降の作品を中心に展観いたします。
この機会にぜひ、半世紀前の稀少な作品の数々をご高覧ください。

5月16日から出品作品の中より抜粋した作品に80年代の茶碗等を交えてWeb展覧会として公開を始めます。
併せてご高覧ください。

Web展覧会はコチラ⇒鯉江良二作品特集

 


 

 


鯉江良二 自然釉の器 1976年作 h24.4×w24.4㎝ 共箱

 

 

 

 


自然釉の器(高台部分)

「RYOJI KOIE 1976 」と世界共通語で明確に刻まれています。
数百年後、数千年後に、世界のどこの人であっても、RYOJI KOIEという人がこの地球のどこかに1976年に生きていて、これを作ったのだとする未来へ向けての鯉江のメッセージです。

 

 

 


 

鯉江良二  |  Ryoji Koie

1938
愛知県常滑市に生まれる
1957
愛知県立常滑窯業高校卒業
1962
常滑市立陶芸研究所入所
現代日本陶芸展入選
1970
大阪万博の大型陶製ベンチ制作参加
1971
現代の陶芸展出品(東京・京都国立近代美術館)
1972
ファエンツァ国際陶芸展出品(イタリア)
国際名誉大賞受賞(バロリス国際陶芸ビエンナレ)
1973
京都にて初個展(造形作品とインスタレーション展示)
1978
現代の工芸展招待出品(京都国立近代美術館)
1981
CLAYWORK-やきものから造形へ展招待出品
1982
伝統と前衛展招待出品(サントリー美術館)
1986
日本の前衛展出品(ポンピドウセンター/パリ)
1987
鯉江良二茶碗展(銀座 黒田陶苑) 以降毎年個展開催
60年代の工芸展出品(東京国立近代美術館)
1992
愛知県立芸術大学教授就任
1993
日本陶磁協会賞受賞
2001
織部賞受賞(岐阜県)
2002
愛知県常滑市天竺に穴窯を設営
2004
愛知県立芸術大学教授退官
2008
日本陶磁協会賞金賞受賞
2013
手術後遺症により声を失う
2020
逝去(享年82歳)

 


 
【 銀座 黒田陶苑アネックス 】
 
TEL.03-3571-3223
11:00-19:00 毎週月曜日・定休
 
 
 
銀座 黒田陶苑アネックス は、
ギンザ・シックス [ GSIX ] の真裏の三原通りに面する銀緑館の2階にあります。
ご来店を心よりお待ちいたしております。
 
 

銀緑館前の三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース(1時間300円)が多数設置されています。
また、ギンザ・シックス駐車場(30分300円)の他に近隣には多数の時間貸し駐車場があります。
ギンザ・シックス駐車場から当店までのアクセスは⇒こちらをご覧ください。

 


 
銀座 黒田陶苑は、東京都のガイドラインに準じて新型コロナウイルスの感染拡大防止に務めております。
 

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