陶心陶語

鯉江良二 灰釉花入のこと

 

 

 


鯉江良二 (1938~2020)   灰釉花入  共箱  1978年  w11.9×h27.7㎝  

 

 

鬼才・鯉江良二は、美術家・陶芸家としてデビューする前に、常滑陶芸研究所に所属し、研究員をしていました。

小山冨士夫先生が提唱した六古窯が注目されている時代背景があり、鯉江は平安~鎌倉時代の古常滑を焼造した古窯を現地調査し、その仕組みや構造、焼成物の研究をしていました。

その成果は、加守田章二や山田常山ら有名陶芸家の穴窯の設計に結びついていきました。

その後、陶芸研究所を退所し、1973年に陶芸家としてデビューした鯉江先生は常滑の自工房に自身が設計築造した穴窯を使って、作品制作を始めます。

自ら掘り出してきた常滑の山土を用いて、取り壊された古民家の廃材を燃料にして穴窯を焼くのが当時の鯉江スタイルでした。

「でっかいお屋敷一軒分の材木焼いて、この壷作った」と豪語した当時の鯉江先生でした。

今回ご紹介する作品は、その時代の竹節状の花入です。

常滑山土を轆轤成形し、土灰釉を全体に掛け、鉄泥を流掛けしたものを穴窯で猛烈に焼き込んだものです。

荒々しく猛々しく野趣に富んだ鯉江の一品です。

 

 

 

 

 

 


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