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−銀座の見立て。こだわりの逸品特選。

藤原 啓　唐津酒杯 [ig13]

 

備前焼に抒情的な芸域を持ち込み、独島来な作風を展開した人間国宝・藤原 啓先生。
金重陶陽と対照的な作風で、広くファンを獲得し人気作家となりました。
小山冨士夫・北大路魯山人らと深く交流し、若い陶芸家への応援も欠かさなかった。

この作品は、1970年代にまだ若手作家であった唐津の西岡小十を訪ね、西岡の登り窯・小十郎窯（小次郎窯）にて制作したぐい呑です。

唐津皮鯨のタイプの絵唐津で、藤原啓らしいフォルムをした大振りのぐい呑です。
高台脇にサインがあります。

共箱側面に、「唐津酒杯　小十郎窯にて　啓」と署名があります。
共箱は、通常とは違う上質な仕立ての桐箱になっています。

コレクターズアイテムとしてお薦めです。

 

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【 ご案内 】
こちらの作品は、銀座 黒田陶苑アネックスにおいて展示して販売しております。
実作品の魅力をご実感されたいお客さまは、ぜひ、店頭でお手にとられてご覧になってください。

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※価格表示が［￥0］の作品は売約済で、販売は終了しております。

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藤原 啓 | Kei Fujiwara

1899
岡山県に生まれる
1918
文筆業を志し上京する
1937
文筆業を断念
郷里へ戻り、備前焼を始める
1941
金重陶陽に指導を受け、陶芸家として独立
1956
日本工芸会正会員になる
1958
日本工芸会理事になる
1970
重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
1977
藤原啓記念館建設
1983
逝去(享年84歳)