秀作陶芸特選会

 

昭和の陶芸巨匠の逸品から現代陶芸家の旧作、古陶磁やガラス工芸・漆芸など、さまざまな作品を取り揃えております。
美術工芸関係の古書籍や図録・作品集なども多数、販売しております。
【ご奉仕会同時開催】

 


藤原 啓:備前窯変茶碗 w13.5×h9.2㎝ 二重共箱入り

 

 


 


古谷道生 : 信楽土瓶 w12.7×h20.3㎝ 共箱

 

 


 
【銀座 黒田陶苑アネックス】
 
TEL.03-3571-3223
11:00-19:00 毎週月曜日・定休
 
 
銀座 黒田陶苑アネックス は、
ギンザ・シックス [GSIX] の真裏の三原通りに面する銀緑館の2階にあります。
ご来店を心よりお待ちいたしております。
 
 

銀緑館前の三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース(1時間300円)が多数設置されています。
また、ギンザシックス地下駐車場(30分300円)の他に近隣には多数の時間貸し駐車場があります。

 

 
 
銀座 黒田陶苑は、東京都のガイドラインに準じて新型コロナウイルスの感染拡大防止に務めております。
 

清水志郎 個展 -手付き-


 
このたび黒田陶苑では、清水志郎さんの個展を開催いたします。

毎年開催している清水さんの個展では、毎回新しい手法を用いて、新しいものを作るということを主題としています。

今回のテーマは「手の付いた」としまして、器物に大小さまざまな持ち手・ハンドルがあるものがラインナップされてまいりました。
ぜひ、ご高覧くださいますようご案内申しあげます。

 

 


 

 

 


柞灰釉手付小壷 w10×d8×h8.1㎝ (右)
炭化藍釉手付注器 w8×d7.5×h8.7㎝ (中)
炭化久米伊羅保手付注器 w8.7×d7.4×h9.4㎝ (左)

 

 

 


登り窯灰釉蓋付き注器 w9.4×d7.2×h12.2㎝ 

 

 


 


清水志郎 Shimizu Shiro

1979  京都市東山生まれ
     父は清水保孝、祖父に清水卯一
1998  京都精華大学卒業
2014  自ら掘った土で制作を始める
2021  第6回黒田陶苑 個展

 


 
【銀座 黒田陶苑アネックス】
 
TEL.03-3571-3223
11:00-19:00 毎週月曜日・定休
 
 
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ご来店を心よりお待ちいたしております。
 
 

銀緑館前の三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース(1時間300円)が多数設置されています。
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ギンザ・シックス地下駐車場から当店までのアクセスは⇒こちらをご覧ください。

 


 
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加守田章二 炻器壷


加守田章二 炻器壷

栃木・益子を制作拠点にしていた10年間を経て、加守田章二先生は、1969年に岩手・遠野に新しい工房を設けて制作を始めます。

この作品は、遠野へ移る直前に益子で制作された壷です。
新工房の建設の際に、遠野から地元の土を持ち帰り、益子の工房で手びねりで造形し焼成しています。

炻器とは「焼き締めの器物」の意味を持つ言葉で、1960年代末期のこの時期に加守田先生は好んでこの言葉を使用した作品を発表しています。
大小の砂粒が多く含まれる遠野の粗い胎土を無釉で焼き締めた器肌が美的で、端正なな形に、土の造形である陶の醍醐味が満載された見応えある作品になっており、黒泥を用いたアクションペインティングのような絵付けも個性が輝いて印象的です。

高台に彫サインがあります。


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【 作品番号 : 586 】


加守田章二 | Shoji Kamoda

1933
大阪府岸和田市に生まれる
1952
京都市立美術大学工芸科陶磁器専攻に入学
1956
京都市立美術大学卒業。茨城日立に移り製陶所に勤務
1959
栃木県益子に移り制作を開始
1962
穴窯での灰釉作品の制作が始まる
1965
灰釉作品が注目される
1966
日本陶磁協会賞を受賞
1967
高村光太郎賞を受賞
1969
岩手県遠野に移り、その後作品は毎年変化していく
1970
[曲線彫文]を発表
1971
[彩色]を発表
1974
[陶板展](銀座 黒田陶苑)以後毎年出品
1979
東京東久留米に工房を移す
1983
逝去(享年49歳)


ご内覧希望・在庫・価格など、この作品についてのお問い合わせは、メールでお願いいたします。


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加守田章二 一九七六 茶碗


加守田章二 一九七六 茶碗

夭折された加守田章二先生の遺作の全体数は、他の陶芸家と比べるとかなり限定的で、さらに茶碗の作品となると稀少品になります。
この作品は1976年に制作されたもので、白土を用いて轆轤成形され、施釉は黒と紺の色釉を筆を使って塗られています。
二方面に鳥の飾り羽根のような抽象文様が描かれて、釉の塗り残しを巧みに活かした縁取りの白い輪郭線が印象的な作品です。
口辺はシャープでエッジを際立たせ、くっきりした色彩とともに緊張感がある作品です。
高台に彫サインがあります。


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加守田章二 | Kamoda Shoji

1933
大阪府岸和田市に生まれる
1952
京都市立美術大学工芸科陶磁器専攻に入学
1956
京都市立美術大学卒業。茨城日立に移り製陶所に勤務
1959
栃木県益子に移り制作を開始
1962
穴窯での灰釉作品の制作が始まる
1965
灰釉作品が注目される
1966
日本陶磁協会賞を受賞
1967
高村光太郎賞を受賞
1969
岩手県遠野に移り、その後作品は毎年変化していく
1970
[曲線彫文]を発表
1971
[彩色]を発表
1974
[陶板展](銀座 黒田陶苑)以後毎年出品
1979
東京東久留米に工房を移す
1983
逝去(享年49歳)

 


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北大路魯山人 備前貝形鉢


北大路魯山人 備前貝形鉢

北大路魯山人先生が鎌倉で制作した備前焼の鉢です。
帆立貝の形状の鉢は、轆轤を使わず打ち込み型を用いて作られ、器体は薄造りで仕上げられています。底面は三足になっており、器がすこし浮いて見えることで、上品な印象があります。
茶褐色の備前の土肌に黄色にあがった灰被りが映えて美的です。
器の表面に彫サインがあります。


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【 作品番号 : 584 】


北大路魯山人 | Kitaoji Rosanjin

1883
京都市北区上賀茂北大路町に生まれる
1907
東京で書家として活動を始めるが挫折し放浪
1916
挫折し、韓国・中国・滋賀・福井・金沢など放浪し京都へ戻る
1919
東京で美術骨董店を開業
1921
骨董店の顧客を対象に、自らの料理を供する「美食倶楽部」を始める
1923
美食倶楽部で使用する食器の外注制作を始める
1925
料亭「星岡茶寮」を経営
1928
星岡茶寮の食器を製作するための製陶所「星岡窯」を鎌倉に設ける
その後、百貨店や茶寮などで作品即売会を催し評判を呼ぶ
1935
陶芸創作に専念するようになる
1936
星岡茶寮の経営から離れる
1937
北大路魯山人新作展(弊社主催)
1939
この頃「星岡窯」は50名余が従事し活況を呈する
1942
戦時下、石川に疎開し漆芸作品などを制作
1954
ロックフェラー財団の招聘によりニューヨークなどで個展を開催
アメリカ・ヨーロッパなどを歴訪
1955
重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を辞退
1956
東京・京都・名古屋などで盛んに個展を開催する
1959
逝去(享年77歳)

 


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河井寛次郎  三色扁壷のこと

 

河井寛次郎  三色扁壷のこと

 


河井寛次郎(1890~1966) 三色扁壷 
1960年代 w22.8×d11.7×h24.0㎝ 河井つね・極め箱

 

北大路魯山人先生が、7歳年下であるが同時代のライバルと目していたのが、河井寛次郎でした。

河井寛次郎先生を代表する作品といえば、最晩年に展開した「三色」シリーズを挙げる方は多く、回顧展のポスターや図録の表紙に印象的に使われていることもあり、目
に触れる機会が最も多い作品です。

三色シリーズの作品は、朱・緑・黒(茶褐)の3種類の釉薬を器物全体に流し掛け(垂らし掛け)したもので、江戸時代の日本の民窯にその源流を見うけますが、河井寛次郎先生が三色シリーズを発表していた1960年代当時、アメリカでアートの潮流になっていたアクションペインティングに共通するものが見えてくるのはとても興味深いところです。

 


河井寛次郎  三色扁壷(反対面)

 

 

魯山人先生同様に新しい感覚を素早くとり入れる感性に長けていた河井寛次郎先生。
この作品は陶器の芸術(陶芸)を超越して、もはやアートに接触している作品だと思っております。

 

 


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ギンザ・シックス [GSIX] の真裏の三原通りに面する銀緑館の2階にあります。
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原 憲司個展が始まります

 

11月27日(土)から、本格的な黄瀬戸を手掛ける原 憲司さんの個展を開催いたします。
黄瀬戸や志野の秀逸な作品を展観いたします。
ぜひ、この機会にご高覧くださいますようご案内申しあげます。

展覧会の詳しい情報はこちらから⇒  原 憲司個展

 


 

原 憲司 個展

2021年11月27日(土)〜 12月2日(木)
午前11時~午後7時・月曜定休
会場:銀座 黒田陶苑アネックス

 

 


 

 


原 憲司 : 黄瀬戸鉢

 

 


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