本日の一品

Bernard Leach

バーナード・リーチ 黒楽茶碗

h13.9×w9.5cm 共箱 Sold

バーナード・リーチ 黒楽茶碗

バーナード・リーチ先生は、1966年には5月と11月の二度の来日をしています。
この年、リーチは乾山に関する著作図版を刊行しており、その出版協力者であった名古屋の美術品収集家であり茶人であった名古屋在住の森川如春庵(1887~1980)を訪ねます。

その名古屋訪問の際に、陶芸家・中村道年の工房に置いてあった森川如春庵が以前に手造りして素焼きまでしてあった茶碗に、リーチが絵付けをし、黒楽で作った極めて稀少な作品です。森川如春庵の旧蔵品。

胴部に二羽の海鳥が飛ぶ模様、反対面には波間に見え隠れする岩礁の岩を描いています。
この模様はリーチが暮らしたイギリス・セントアイブスの海岸風景を図案化したものです。
高台脇に、大きくB.Lと入れてあります。

箱書の表書きは、森川如春庵が「手造 黒・朱印」、リーチが二羽の海鳥の絵を入れています。
裏書きは、リーチによる「 B.L. 」の墨書。
箱の側面には、森川如春庵が、「旧作手造り 素やき茶碗にリーチ氏 絵を書きしを是 手焼せしものなり・朱印」としたためています。

本阿弥光悦の茶碗を思わせる造形でたっぷりと大振りな茶碗に仕上がっています。

 


 

バーナード・リーチ | Bernard Leach

1887
香港に生まれる(国籍イギリス)
4歳まで日本在住
1907
ロンドン美術学校入学
高村光太郎と知遇を得る
1909
再来日し東京・上野で画塾を開く
入門してきた柳宗悦と出会い親交を深める
1910
富本憲吉と出会う
1911
六代尾形乾山に師事、陶器制作を始める
1917
千葉我孫子の柳宗悦宅に窯を作り作品制作
濱田庄司と出会う
1920
濱田庄司を伴って帰英
1922
イギリス南部セントアイブスで制作開始
1934
再来日。その後、頻繁に来日し日本各地で作陶する
1966
来日(8回目)この年2回来日する
勲二等瑞宝章を受章
1974
最後の来日(13回目)
1977
90歳記念回顧展開催(英・ヴィクトリア&アルバート美術館)
1979
逝去(享年92歳)

 

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