本日の一品

Rosanjin Kitaoji

北大路魯山人 紫地菊花画皿

w22.0×h2.6cm 1930年頃  共箱

北大路魯山人 紫地菊花画皿

北大路魯山人 紫地菊花画皿

北大路魯山人先生が石川加賀で制作した九谷色絵の中皿で、90年以上前の作品です。
菊花文や波涛文などの地模様が繊細に描かれてはいますが、赤・紫・黄・緑の四色の色絵で構成された器面は圧倒的な迫力に満ちています。裏面には、上質な朱赤をべったりと塗り付けてあり見どころが多い作品になっています。
現在の感覚で見ても目新しく斬新な作品で、魯山人先生の革新的な芸術性が凝縮されたうつわです。
緑と黒の色絵を使ったサインと印サインのダブルネームが高台内にあります。
共箱は90年を超える経年のしみなどが目立ちますが、オリジナル状態を保っております。

 


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【 作品番号 : 577 】

 


北大路魯山人 | Kitaoji Rosanjin

1883
京都市北区上賀茂北大路町に生まれる
1907
東京で書家として活動を始めるが挫折し放浪
1916
挫折し、韓国・中国・滋賀・福井・金沢など放浪し京都へ戻る
1919
東京で美術骨董店を開業
1921
骨董店の顧客を対象に、自らの料理を供する「美食倶楽部」を始める
1923
美食倶楽部で使用する食器の外注制作を始める
1925
料亭「星岡茶寮」を経営
1928
星岡茶寮の食器を製作するための製陶所「星岡窯」を鎌倉に設ける
その後、百貨店や茶寮などで作品即売会を催し評判を呼ぶ
1935
陶芸創作に専念するようになる
1936
星岡茶寮の経営から離れる
1937
北大路魯山人新作展(弊社主催)
1939
この頃「星岡窯」は50名余が従事し活況を呈する
1942
戦時下、石川に疎開し漆芸作品などを制作
1954
ロックフェラー財団の招聘によりニューヨークなどで個展を開催
アメリカ・ヨーロッパなどを歴訪
1955
重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を辞退
1956
東京・京都・名古屋などで盛んに個展を開催する
1959
逝去(享年77歳)

 


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