本日の一品

Kobei Kato 5th

五代 加藤幸兵衛 志野ぐい呑

W7.0×H5.8cm 1970年代 共箱 [Sold]

五代 加藤幸兵衛 志野ぐい呑

五代 加藤幸兵衛(1893~1982)

岐阜県多治見市の陶郷・市之倉で江戸時代後期から続く幸兵衛窯の五代目として生まれ、戦前戦後にかけて活躍した五代加藤幸兵衛先生。
青瓷や天目、染付や赤絵、金襴手などの中国古陶磁器の倣作を得意とした陶芸家です。
この作品は加藤幸兵衛の最晩年期の1970年代の作品で、岐阜県の重要無形文化財になった幸兵衛は、この時期に美濃焼の代表格の志野や織部黒・黄瀬戸などを少数ですが制作し残しています。
この作品に注力した緋色を帯びた志野釉や土味は最高水準のもので、大御所としての迫力が伝わってまいります。胴部に一筋一巡り箆目を入れた技も見事としか言いようがありません。高台脇に釉下になって見ずらいですが、釘彫サインがあります。
数回程度の使用感が認められます。


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