Yaichi Kusube
楠部彌弌 青磁双魚盃
W6.0×H3.4cm 1960年代 共箱 [Sold]
京都で代々続いた名門陶家に生まれ、少年期より家業を手伝うなどしていた楠部彌弌先生は、芸術運動にも参加され、革新的な作品の創作に情熱を燃やした陶芸家でした。文化勲章を受章され国内外で評価の高い作家です。
この作品は、初期の作品で、中国南宋の砧青瓷をヒントに制作されたもので、なんとも可愛らしい小魚を二尾、青瓷の海に浮かべています。
楠部彌弌の酒器は作品数が限られていて稀少性が高く貴重で、特に共箱に入っているものに出会う機会は稀なことです。
作品のサイズは、京都の陶芸家らしく小ぶりです。共箱は、品の良い差し箱に入っています。
作品の高台内に印サインが押されています。
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楠部彌弌 | Yaichi Kusube
1897
京都市東山に生まれる
1912
京都陶磁器試験場付属伝習所入所
1918
京都三条で作陶をはじめる
1920
作陶家集団[赤土社]を結成
1924
パリ万国博覧会に出品し受賞
1927
帝展初入選
1937
彩延技法が完成
1938
京都岡崎に住居・工房を移す
1962
日本芸術院会員となる
1965
京都山科に工房を移す
1969
京都市文化功労者となる
1972
毎日芸術賞受賞
文化功労者となる
1975
京都市名誉市民となる
1978
文化勲章を受章
1984
逝去(享年87歳)
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作品お問い合わせ番号 : Sold
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