北大路魯山人 伊賀釉鎬四方平鉢のこと 2019年11月30日 北大路魯山人先生の作陶生活のなかで、初期から晩年期まで生涯を通して作り続けられたものは、志野・織部・信楽・伊賀の四通りの作風に限られている。 志野や織部は、年代ごとに大きく変化している様子を見ること... CLICK ▶︎
陶芸巨匠のぐい呑 2019年11月27日 高度経済成長を続けていた日本に絵画・彫刻・古美術骨董などの美術品蒐集ブームが巻き起こった昭和40年代、後を追うように現代陶芸の世界にもその動きが始まった。他の美術品に比べて安価で入手で... CLICK ▶︎
松井康成 練上嘯裂文壺のこと 2019年10月20日 「私の仕事は、須恵物造りというより、玉造りといったほうがふさわしいかもしれません。いつの間にか、壺のかたちがまあるくなって玉のようになりました。それでもやはり壺と言っていますが、必ずしも花を挿したりす... CLICK ▶︎
1950年のバッチ 2019年10月13日 今から70年前の昭和25年ころ。西暦ですと1950年頃のことです。大昔の話なので、信じていただける方は多くないと思いますが、私どもの社章バッチとして、当時の主人以下店員全員が襟元に使用していたものがこ... CLICK ▶︎
小山冨士夫 油滴白覆輪酒觴のこと 2019年10月13日 世界的に名の知られた東洋陶磁の研究者・学者であった小山冨士夫は、若年期に陶磁器に出会ったことで陶芸家を志し、瀬戸や京都で陶芸修行した後に、昭和元年・26歳の時に京都・東山で作陶活動を開始。作陶に勤しみ... CLICK ▶︎
北大路魯山人 鯖図のこと 2019年9月20日 料理の天才とも、書の達人とも、非凡の頭脳とも、多芸天才とも呼ばれた北大路魯山人は、陶芸は無論のこと、漆芸・書・絵画など多岐に渡り、その芸術的才能を花開かせ、こと絵画に関しては、戦前の一時期に集中的に画... CLICK ▶︎
鯉江良二 白黒掛分茶碗のこと 2019年6月5日 愛知県北東部の岐阜県と静岡県との県境に近いエリアにある山深い設楽町。住所でいう愛知県北設楽郡設楽町は、まっすぐ南下すれば、浜名湖。逆に北進すれば、乗鞍岳・立山がある日本列島のちょうど真ん中・日本のへそ... CLICK ▶︎