北大路魯山人 鯖図のこと 2019年9月20日 料理の天才とも、書の達人とも、非凡の頭脳とも、多芸天才とも呼ばれた北大路魯山人は、陶芸は無論のこと、漆芸・書・絵画など多岐に渡り、その芸術的才能を花開かせ、こと絵画に関しては、戦前の一時期に集中的に画... CLICK ▶︎
鯉江良二 白黒掛分茶碗のこと 2019年6月5日 愛知県北東部の岐阜県と静岡県との県境に近いエリアにある山深い設楽町。住所でいう愛知県北設楽郡設楽町は、まっすぐ南下すれば、浜名湖。逆に北進すれば、乗鞍岳・立山がある日本列島のちょうど真ん中・日本のへそ... CLICK ▶︎
河井寛次郎 青瓷鱔血文繍花六方花瓶のこと 2019年5月17日 「両手に土を握った時には、美を対象として、よりよきものを造ってみたいと思います。無心に何の意図もなく、自然に私の頭の中にあるものが、その通りに手に働いてその形が生まれてこそ、そのものに真の力が表われる... CLICK ▶︎
桶谷 寧 曜変天目茶碗のこと 2019年5月9日 明治時代にドイツなどから導入された西洋の窯業技術によって日本の陶芸は大きく変わり、それまで草木の灰や土砂など天然由来の原料を主に使っていたものが、金属や金属化合物など化学を利用したものにとって代わり、... CLICK ▶︎
岡部嶺男 絵志野盃のこと 2019年5月1日 岡部嶺男は、窯業高校時代に鎌倉時代の古瀬戸の倣作・写しを手掛けたのを手始めに、志野や織部・黄瀬戸・瀬戸黒などの桃山時代のやきものに着目し陶芸家としての立ち位置を確立してゆきました。 1960年代後... CLICK ▶︎
曜変天目の美 2019年4月30日 桶谷 寧さんの曜変天目茶碗を掌に乗せれば、惹きこまれて見えてくるものは、ヤキモノの神秘。 光を受け輝いている虹彩や大小さまざまに変化する班文、銀河のような筋状は、まさに奇跡の美としかいいようがない... CLICK ▶︎
藤平 伸 宝塔香爐のこと 2019年4月1日 「火は不思議な安らぎを人にあたえ、すぎ去った思い出の世界に人を誘う。苦しみも悲しみも思い出は、すべて火に濾過されて涼やかに人の前に立つ。」 激動の昭和が終わるその前年の1988年、藤平 伸先生は京... CLICK ▶︎