荒川豊藏 染附高砂手花入のこと

  「宮永東山さんのところへ来て初めて、焼き物に風雅なものがあるのを知る。古い良い焼き物もよく見て回った。勉強になった。」 大正11年、それまで多治見で洋食器の画工をしていた荒川豊藏が28歳の時、京・... CLICK ▶︎

今年一番のできごと

  黒田陶苑は、新年4日(金)まで、年末年始休業をさせていただきます。 おかげをまちまして、昨日深夜、今年の業務をすべて終えました。皆さまには、たいへんお世話になりました。 多くの方々と出会うこと... CLICK ▶︎

荒川豊藏 志野酒盃のこと

  人間国宝・荒川豊藏は、91歳の天寿を全うする直前まで、精力的に制作に勤しんだ陶芸家でした。特に、77歳で文化勲章を受章したのちには、唐津や萩、丹波、備前、信楽などの窯業地を巡っては、その地を代表する陶... CLICK ▶︎

北大路魯山人 志野茶碗のこと

  魯山人先生は、志野茶碗の制作を1940年代の戦争期を挟み死期直前までおよそ20年の間、手がけていました。 最初の時期は、古典に倣い白いモグサ土を使用し、形状も半筒形としていましたが、後半の特に戦後... CLICK ▶︎

日本の天目のこと

日本の天目のこと - はじめに - 現代の日本では、おもに「曜変天目」「油滴天目」「禾目天目」「木の葉天目」「玳皮天目」の五種類の茶碗を総称して「天目」もしくは「天目茶碗」と呼ばれています。他に「灰被天目」「柿天目」... CLICK ▶︎