このたび黒田陶苑では、北大路魯山人先生の作品を特集して展観いたします。
今回の特集では、新発見の絵画作品をはじめ、多才な魯山人藝術をご高覧いただきたく存じます。
北大路魯山人:椿鉢 Sold
北大路魯山人:雲錦鉢 Sold
このたび黒田陶苑では、北大路魯山人先生の作品を特集して展観いたします。
今回の特集では、新発見の絵画作品をはじめ、多才な魯山人藝術をご高覧いただきたく存じます。
北大路魯山人:椿鉢 Sold
北大路魯山人:雲錦鉢 Sold
このたび黒田陶苑では、信楽焼の古谷和也さんの個展を開催いたします。
隔年にて開催する個展では、回を重ねるごとに作品は充実し、新たな試みも欠かさずに挑まれています。
今年、不惑を迎えた古谷さんは、気力体力ともに旺盛にて、信楽・伊賀の迫力を見せつけてくれるようになりました。
写真にした作品のほかに、酒器・食器・茶道具・香炉など多数の新作が、彼の特別の穴窯から生まれています。
皆々さまのご高覧を賜りたくご案内を申し上げます。
信楽算木花入
信楽うずくまる
伊賀瓶子
古谷和也 Furutani Kazuya
1976年 滋賀県信楽町出身。
1997年 山口芸術短期大学卒業
1998年 京都府立陶工技術専門校卒業
父・古谷道生に師事
2004年 黒田陶苑第1回個展(以降、隔年開催)
このたび黒田陶苑では、加守田次郎氏の個展を開催いたします。
陶芸家・加守田章二の次男に生れ、幼少期より陶芸を始めとする美術全般に触れる環境で育った次郎氏は、多摩美術大学で彫刻を学んだ後、油画家としてデビューしました。
その後、土や紙塑による立体作品なども手掛け、活動しています。
今回の展覧会では、初めて試みたという「硝子絵」の新作を発表いたします。
加守田氏の詩情溢れる画風を硝子板に油彩で描きこんだ「硝子絵」は、小品に限定されており、額も作者自らが作った陶製のものに収まっております。
今までにない色使いによって創られた硝子絵で、加守田次郎氏の新たな展開が始まります。
ぜひ、ご高覧くださいますようご案内申し上げます。
私が硝子に描くものは
遠く過ぎ去ったものから届く
眼差しです。
硝子絵との取合せに面白そうと
陶額作りも試みました。
加守田次郎
「笛」
「馬」
「鳥」
「不動明王」
加守田次郎 Jiro Kamota
1967 栃木県益子町生まれ
陶芸家・加守田章二の次男
1990 多摩美術大学彫刻科卒業
1994 油彩画を発表
2000 土人形・張子の制作を始める
2007 黒田陶苑にて紙塑人形を発表
2016 黒田陶苑にて硝子絵を発表
このたび黒田陶苑では、原 憲司氏の個展を開催いたします。
昭和の名匠と呼ばれる加藤唐九郎が、その再現に試行錯誤した「黄瀬戸」ですが、唐九郎が一生涯を捧げても完成を見なかったその黄瀬戸は、原憲司という陶匠によって、平成の世になりようやく完成をみました。
その稀代の匠・原憲司は、古稀を直前にして新たな作品作りに着手。定評のある黄瀬戸を超越する新作を模索しています。
このたびの個展では、新しい原憲司の個性を感じていただける展覧会になります。
ぜひ、ご高覧くださいますようご案内申し上げます。
織部碗
織部ぐい呑
原 憲司 Hara Kenji
1947 東京生まれ
1969 加藤卓男に師事
1982 独立。桃山陶・黄瀬戸を中心に制作
2002 名碗二十撰出品(銀座 黒田陶苑)
2003 現代の酒器展出品(銀座 黒田陶苑)
2005 銀座 黒田陶苑における第一回個展
以降、毎年開催
このたび黒田陶苑では、曜変天目の第一人者として名高い桶谷 寧氏の新作個展を開催いたします。
昨年冬に台湾の嘉儀市立博物館で開催された国際天目展に特別招待され、世界中から集った陶磁研究者より絶賛の声を浴びた桶谷寧氏ですが、未だ道半ばを強調されて、日夜を問わず研究制作に没頭しています。
今回の陶芸展では、黒いやきものをテーマに、桃山時代の樂家初代長次郎や瀬戸黒を規範にした新作と建盞(天目茶碗)の新作を展観いたします。
併せて、台湾の国際天目展に出品した作品も展示いたします。
この機会に御高覧くださいますようご案内申しあげます。
建盞 (黒天目茶碗)
建盞(黒天目茶碗) 見込部分
黒 ぐい呑 三種
桶谷 寧 Oketani Yasushi
1968 京都生まれ
1990 関西大学卒業
1996 曜変の試作に成功
2001 曜変天目が完成する
2003 銀座 黒田陶苑個展 以降毎年開催
2016 国際天目展招待出品(台湾・嘉儀市立博物館)