このたび黒田陶苑では、根来塗の大藏達雄 さんの個展を開催いたします。

木工から漆塗までの全行程を一貫して一人で制作する大藏達雄さんの制作姿勢は、分業製作が主流だった漆芸界に一石を投じ、後進の漆芸家に大きな影響を与えてきました。

素材の木材を目の前にしてから製作を始める大藏さんは、木目や杢を巧みに活かして成形し、漆を施していきます。
時に、古材にも目を向け、古人が付けた鉋や鋸の痕や虫食い痕を活かして仕上げることもあります。

今回の新作のなかには、鉛板を嵌め込んだものなどもあり、大藏さんの独創はとどまるところを知りません。

この機会にぜひご高覧賜りますようご案内いたします。

すいはつ  ｗ10.9×ｈ91.0㎝  　
根来掛花入  ｗ6.9×ｈ23.8㎝ 

日月盤   ｗ37.7×ｈ2.3㎝ 

大藏達雄   /  Tatsuo Ohkura

1952　長野県南木曽町生まれ
1972　二代村瀬治兵衛に師事
1982　 静岡函南に工房[綱轤]を開設
　　　 木地挽きから漆工までの一貫制作を始める
2023　第21回個展（銀座 黒田陶苑）

銀緑館前の三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース（1時間300円）が多数設置されています。
また、ギンザ・シックス駐車場（30分300円）の他に近隣には多数の時間貸し駐車場があります。
ギンザ・シックス駐車場から当店までのアクセスは⇒こちらをご覧ください。

 このたび銀座 黒田陶苑では、持田象二さんの個展を開催いたします。

持田さんは、今年の春に東京藝術大学大学院を修了し、小江戸・川越で作陶を始めたばかりの陶芸家です。

在学中から陶フィギュアの制作をしている持田さんは、壺やうつわも作りたいと云う多面的な方向性を示す新人です。

今回は、新しい釉薬のうつわにも力を入れていると聞きました。
ぜひご高覧賜りますようご案内させていただきます。

バルーンボーイ （陶） ｗ16×ｄ13.5×ｈ23.5㎝

新鉄釉鉢　ｗ18.1×ｈ5.5㎝

持田象二　Shoji Mochida

1993　埼玉県ときがわ町生まれ
2021　東京藝術大学美術学部工芸科陶芸講座 卒業
　　　 初個展（銀座 黒田陶苑）
2023   東京藝術大学 大学院美術研究科陶芸専攻 修了　　　　
　　　 埼玉県川越に工房を設け、制作を始める
　　　 第３回個展（銀座 黒田陶苑）

銀緑館前の三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース（1時間300円）が多数設置されています。
また、ギンザ・シックス駐車場（30分300円）の他に近隣には多数の時間貸し駐車場があります。
ギンザ・シックス駐車場から当店までのアクセスは⇒こちらをご覧ください。

 このたび銀座 黒田陶苑では、山口真人個展を開催いたします。

人気作家の仲間入りをしてからさらに順風満帆の活躍をみせている山口真人。

手の込んだ手法で作りあげる琳派織部は、今や山口氏の代名詞となり、また、近年になって手がけている御深井も現代的で彼の個性として輝きはじめました。

ぜひ、山口真人氏の新作をご高覧賜りたくご案内申しあげます。

織部花器　 ｗ32.0×ｄ30.5×ｈ53.3㎝

織部如意輪観音図茶碗　ｗ13.3×ｄ12.7×ｈ10.8㎝

山口真人　 Yamaguchi Makoto

1973　愛知県瀬戸市生まれ
　　　 生家は江戸時代から続く西山窯
2000　瀬戸の名門陶窯「霞仙」に入る
2004　工房を設け、制作を始める
2007　公募展に出品を始める
2013　第1回黒田陶苑個展（以降毎年）

銀緑館前の三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース（1時間300円）が多数設置されています。
また、ギンザ・シックス駐車場（30分300円）の他に近隣には多数の時間貸し駐車場があります。
ギンザ・シックス駐車場から当店までのアクセスは⇒こちらをご覧ください。