三上 亮さんの個展がオープン

 

 

東京芸大の准教授を務められている三上 亮氏の個展がオープン。

黒田陶苑3階の会場では、穴窯で焼かれた茶碗・ぐい呑・花器などの新作が並んでいます。
教授になって初めての個展になります。
ぜひ、この機会にご高覧ください。

展覧会は、11月3日(木)まで。なお、月曜日は定休日になります。

 

 


 


穴窯を焚く三上亮氏

 


 

 

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三輪休和 萩 茶碗 銘「壽山」



伝統と格式を誇る萩焼の名門・三輪家の十代目。人間国宝・三輪休和が、70歳の古稀を記念して、表千家家元・即中斎宗匠の監修で制作された特別な茶碗です。
この作品を完成させた翌年に、弟に休雪の家督を譲り、休和を名乗りました。

柔和で端正、高貴を感じさせる上品な姿と色合いは、三輪休和の人格そのものを表しています。枇杷色をした萩焼の優しい色合いと暖かい色調が引き立ちます。

即中斎宗匠によって、壽山と命名されたこの茶碗には、特別仕様の箱・美しい紐が付けられた漆塗の曲げの挽家が添っています。
茶碗の高台脇に「古稀」と彫り込まれ、箱書きは「無形文化財 十代三輪休雪 古稀造之」とし、即中斎による御墨付があります。また、挽家の蓋裏には「壽山」と即中斎による朱漆書きがあります。

 


 

三輪休和 みわきゅうわ

1896 山口県萩市に生まれる(九代三輪雪堂の次男)
1910 家業に従事し、作陶を始める
1927 十代三輪休雪を襲名
1942 川喜田半泥子と交友する
1956 山口県指定無形文化財に認定
1967 家督を弟・節夫に譲り、「休和」と号す
1970 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
1977 逝去(享年86歳)

 


 

ご内覧希望・在庫・価格など、この作品についてのお問い合わせは、メールでお願いいたします。


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三上 亮茶碗展を開催いたします。

 

 

10月29日(土)より、三上 亮先生の個展を開催いたします。
今回の展覧会では、三上氏が穴窯で作られた茶碗を中心にした新作展になります。
穴窯の特性ゆえに、作品数は限られていますが、どの作品も今までにない作風になっています。
ぜひ、ご高覧ください。

展覧会は、11月3日(木)午後7時まで。



 
三上 亮 穴窯を焚く

 

 


 


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英語版を新設いたしました。

 

 

このたび、黒田陶苑ウエブサイトをリニューアルいたしました。

以前よりご要望が多く寄せられていた英語版を新たに設け、美しい画像で現代陶芸の逸品をご紹介してまいります。

引き続き、ご愛顧賜りますようお願いいたします。

 

 


 



KURODA TOUEN is a Japanese ceramic art gallery in Ginza, Tokyo.

 

 


 




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金重陶陽 備前手鉢

 

金重陶陽 備前手鉢のこと

備前焼の中興の祖と呼ばれ、備前焼の人間国宝として昭和の陶芸界に大きな花を添えた金重陶陽。
財界人・茶人にして藝術家の川喜田半泥子と出会ったことにより、やきもの本来の美を知り、さらに北大路魯山人に私淑するようになったことで、人生最大の転機を迎え、陶芸の王道に踏みいれることになった。
その後、備前焼の人間国宝に君臨し、後進の指導に力を注ぎ、近代の備前焼を確立することになりました。

この作品は桃山~江戸時代初頭に作られた古備前を規範にして制作された作品です。鈍重鷹揚な印象が色濃い桃山古備前を、魯山人に念入りに教示・薫陶された現代性と現代感覚をもって作られた、美的緊張感に溢れる洗練された作品に仕上げられている。

あくまで柔らかく優しく作られた三日月の器形に、硬質な印象をうけるエッジのたったまるで鉄板を曲げたようなハンドルが付く。剛柔を一つの作品にうまく融合させて、現代性を表すことに成功しています。
念入りに平滑に仕上げた高台には、鉄鋲のような三つの足が付けられ、「圡」の手印が誇らしげに入れられている。

金重陶陽が、魯山人に出会ったことで、作品が劇的に変化することになった最初期の作品で、その後の陶陽の作風を象徴するような一品です。

 



※  価格等、この作品について詳しい情報をお知りになりたい方は、メールでお願いいたします。
   店頭でのご内覧予約も承りますので、お気軽にお申しつけください。
   【 作品番号 : 553 】


 

金重陶陽 かねしげとうよう  Toyoh Kaneshige

1896 岡山県備前市に生まれる
1910 家業に従事し作陶を始める
1930 古備前を研究し桃山陶の再現を始める
1936 川喜田半泥子との交流が始まる
1939 古備前風の緋襷が完成する
1949 北大路魯山人との交流が始まる
1954 桃里会に参加
1955 荒川豊蔵、加藤唐九郎らと「日本工芸会」を結成
1956 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
1960 岡山県文化賞を受賞
1966 紫綬褒章受章
1967 逝去(享年71歳)

 


 ご内覧希望・在庫・価格など、この作品についてのお問い合わせは、メールでお願いいたします。


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瀧川恵美子展、好評開催中

 

 

桃山時代に作られた志野・織部・鼡志野に肉薄する作風で人気の高い瀧川恵美子さんの個展が好評開催中です。

瀧川さんは、身近に使って楽しんでもらいたいと願望し、それをコンセプトに作陶活動を続けています。
実用を目標にした結果、桃山時代のやきものに近づいたという瀧川の作品は、近代の志野焼とは、一線を画します。
堅牢で気品高く、使って楽しめる瀧川さんのうつわをぜひ、お試しいただきたく存じます。

展覧会は、27日(木)午後7時まで。

 


 


鼡志野草文向付



 

 

黒田陶苑3階特別展示室では、「北大路魯山人展」展を開催いたしております。

 

 


 




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小山厚子-木の葉のうつわ展




小山厚子さんが木の葉・葉っぱをモチーフにしたうつわを作り始めたのは、昨年の夏のこと。

2015年6月に京都国立近代美術館で開かれた北大路魯山人の回顧展を見て感動したのがきっかけでした。

魯山人が作るうつわに心惹かれ心酔し、展覧会場に二度も足を運んだという小山さん。
それからというもの、天気の良い日をみつけては、工房近くの森の中に粘土と道具を持ち込み、木々に囲まれ葉っぱを観察しながら作陶することに没頭。そうして作りあげたものが今回の新作の主となりました。

魯山人のようなものあり、魯山人にはできそうにないものもあり。
小山厚子さんらしい、楽しい展覧会になります。ぜひご高覧ください。

 





備前ひだすき木の葉皿






備前灰釉木の葉皿






備前ひだすき大葉皿




 


小山厚子 Koyama Atsuko

1979 岡山県備前市生まれ
2000 父・小山末廣に師事
2003 初窯を焚く
2005 初個展(銀座 黒田陶苑)
    以降、毎年開催

 

 

 


 

 

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