小山厚子 個展 -うつわとおぶじぇ-

 

このたび黒田陶苑では、小山厚子個展を開催いたします。
備前焼作家でありながら、色絵や銀彩などを手がけ、色彩豊かでユニークな作風で知られる小山厚子さん。
彼女の作り出すうつわや酒器は、目利きの人々を唸らせ、愛用されています。
今回の個展では、うつわを中心に、昨年の個展で評判のよかった動物シリーズをさらに充実させています。
ぜひ、ご高覧くださいますようご案内申しあげます。

 


 

 

 


紅志野茶碗 w12.5×h9.5㎝ 80,000yen

 

 

 


ガラス釉反皿 w17.5×d15×h5㎝ 70,000yen

 

 

 


備前カセ徳利 w9.5×h16.7㎝ 30,000yen
備前ヒダスキぐい呑 w7.0×h5.5㎝ 12,000yen

 

 


トラ w11.5×d22×h14.5㎝ 45,000yen

 

 

 


イヌ w9.5×d19.5×h10.5㎝ 30,000yen

 

 

 


ウシ w7.5×d13.5×h7.1㎝ 20,000yen

 

 

 

 


 

 


小山厚子 Atsuko Koyama

1979 岡山県備前市生まれ
2000 父・小山末廣に師事
2003 初窯を焚く
2005 初個展(銀座 黒田陶苑)
2019 第15回個展

 

 

 


 

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画廊の夜会に参加いたします

銀座のアートイベント「画廊の夜会」に今年も参加いたします。
5月31日(金)の午後5時~午後9時に開催される一夜限りのイベントで、銀座の主要24の画廊・ギャラリーが21時まで画廊をオープンし、それぞれの企画で展覧会を催しています。
黒田陶苑の今年は、小山厚子さんの酒器展をいたします。この夜会のために特別に制作した個展出品作とは一味違った作品になっております。
ぜひ、お出かけください。

 
小山厚子 備前徳利+ヒダスキぐい呑
※(参考画像)この作品は個展出品作品です。

藤ノ木陽太郎 個展 -無限大-


 

  このたび黒田陶苑では、藤ノ木陽太郎さんの新作個展を開催いたします。
  唐津焼の藤ノ木土平さんを父に持ち、大学では絵画を専攻した藤ノ木
さんは、伝統の唐津焼にとどまらず、造形思考の強い作品も手がけけ
ており、茶陶作家の多い唐津焼作家のなかではユニークな存在です。
 今回の個展では、デザイン性を重視した作品も多く出品されます。
 この機会にぜひご高覧賜りますようご案内申しあげます。

 

 

 


 

デザインは無限大。

光る、奏でる。

        陽太郎

 


 

 

 

藤ノ木陽太郎 Fujinoki Yohtaro

1981 佐賀県唐津市生まれ
2007 多摩美術大学 油画専攻 卒業
2008 父・藤ノ木土平に師事
2012 作品の発表をはじめる
2019 第四回個展(銀座 黒田陶苑)

 

 

 


 

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山田 和 個展 -空と海-


 

 このたび黒田陶苑では、山田 和先生の新作茶碗展を開催いたします。
 山田先生は、愛知県常滑の陶家に生まれ、大学卒業後早くに名匠・加藤
唐九郎師に見いだされ指導を受けた経験を活かし、現在では志野や織部、
瀬戸黒など桃山陶を基本としながらも独創的な作風を展開することで知
られています。
  今回の展覧会は、果てしなく広く深く、壮大という意味をもたせた「空
と海」をテーマにしています。
最新作である径七寸を超える志野空海茶碗は、今展覧会の中心になる作
品で、山田先生渾身の一碗でございます。
  ぜひ、ご高覧賜りますようご案内申しあげます。

 

 


 

 


志野空海茶碗 w22.1×d18.9×h12.2㎝ 

 

 

 

 


炎舞志野茶碗 w12.6×d10.5×h10.5cm  

 

 

 

 

 


志野茶碗 w10.4×d8.9×h8.7cm  

 

 

 

 


黒筒茶碗 w10.6×d9×h11.4㎝ 

 

 

 

 


枯伊羅保茶碗 w13.7×d12.5×h7.8㎝ 

 

 

 

 


 

山田 和

1954  愛知県常滑市生まれ
1976  大阪芸術大学卒業
    加藤唐九郎に指導を授かり、志野を始める
2012    瀬戸くろ茶碗展(銀座 黒田陶苑)
      彩色土偶展(銀座 黒田陶苑・隔年開催)
2015   茶碗展(銀座 黒田陶苑・隔年開催)

 

 


 

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河井寛次郎 青瓷鱔血文繍花六方花瓶のこと

 

「両手に土を握った時には、美を対象として、よりよきものを造ってみたいと思います。無心に何の意図もなく、自然に私の頭の中にあるものが、その通りに手に働いてその形が生まれてこそ、そのものに真の力が表われるべきだと思います。」
日本の近代陶芸の礎を築き、特異な個性を輝かせた偉才・河井寛次郎は、少年期にはすでに陶芸家になることを決めていたといいます。
窯業を学ぶため、東京工業大学に入り、卒業後は当時国内唯一の窯業研究機関であった京都市陶磁器試験場に就職。研究技師として釉薬や焼成の研究に携わり、その間、陶芸家を志すのに充分な知識・経験そして自信を深めていきました。
25歳ころから公募展などに出品するようになり、30歳で初めての個展「第1回創作陶磁展」を日本橋・高島屋で開催すると、「陶界の一角に突如、彗星が出現した」と絶賛され美術業界を賑わせ、河井寛次郎の名は一夜にして広く知られるようになった。
その時に発表された作品の多くは、青瓷・辰砂・天目・三彩などの中国古陶磁を規範とした作品群であり、大学時代から技師時代へと日夜研究に勤しんだ成果を結実させた作品でした。河井は、柳宗悦が提唱した民藝運動に参画するまで、中国の唐~明時代の陶磁器に肉迫する名品を残しました。
この作品は、河井が「青瓷鱔血」と称する青瓷釉と辰砂釉を巧みに組み合わせた、高い技術に裏付けられた他の追随を許さぬ河井の独壇場とも頂点ともいえる作風を現しています。
京都国立近代美術館に収蔵されている河井の名品として名高い「白瓷繍花六方花瓶」と同時期に作られたもので、六角形の筒に大小六匹の龍と牡丹唐草のレリーフで装飾され、青瓷と辰砂の色彩の妙も見事で格調高いものになっています。
河井寛次郎が「より良きものを造りたい」と願い、美の本質と理想の力を具現化した一品です。

 

鈴木 徹 個展

 

 

このたび黒田陶苑では、鈴木 徹さんの個展を開催させていただきます。
鈴木徹さんとは、私どもとお父上との関係もあり、30年に渡るおつき
あいになり、藤平寧さんとの二人展で初めて彼の作品の取り扱いをし
てから26年が経ち、その間に5回の個展をお願いしてまいりました。
55歳になられた鈴木さんは、次の段階を目指して日夜、技を磨く毎日
を過ごされています。
今回の個展で初めて発表する新作は、古代青銅器の形状を取り入れた
作品で、それは若い時に美術館で見た面白い形をした器物をいつか自
分でも作りたいと永年温めていた作品だといいます。
ぜひご高覧賜りますようご案内申し上げます。

 


 

 


藍緑釉茶碗 w12.6×h11.5㎝ 

 

 

 

 


緑釉茶碗 w12.2×h10.2cm  

 

 

 

 

 


三彩茶碗 w11.8×h12.0cm  

 

 

 

 


緑釉茶碗 w12.6×h11.5㎝ 

 

 

 

 


緑釉水指 w23×d13×h16㎝ 

 

 







緑釉香炉 w12.0×h13.1㎝  

 

 

 


酒器 価格はお問合せください。

 

 

 

 


緑釉角 w12.0×h19.5㎝

 

 

 

 


 

 

 

 

鈴木 徹 Tetsu Suzuki

1964  岐阜県多治見市生まれ
    人間国宝・鈴木藏の長男
1991    日本伝統工芸展初入選
1993    藤平寧と二人展
1997    日本工芸会正会員になる
            第1回個展(銀座 黒田陶苑)
2003    日本伝統工芸展・新人賞受賞
2015    日本伝統工芸展・NHK会長賞受賞

 

 


 

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桶谷 寧 曜変天目茶碗のこと

 

明治時代にドイツなどから導入された西洋の窯業技術によって日本の陶芸は大きく変わり、それまで草木の灰や土砂など天然由来の原料を主に使っていたものが、金属や金属化合物など化学を利用したものにとって代わり、窯の構造や焼成方法なども西洋技術が取り入れられてゆきました。
明治時代以降、日本の伝統は西洋由来のものになり、戦後になって、電気やガスを熱源とする窯が現れ、さらに進化を遂げ、現在の日本の陶芸技術になっています。
明治~昭和にかけて活躍した陶芸家の多くは、西洋由来の技術を積極的に取り入れゆきました。板谷波山はその代表的な作家で、辰砂や青瓷、天目などの中国古陶磁を西洋技術で再現することに成功し名作を残しています。
西洋の技術は、いつのまにか日本の伝統技術になり、現在の陶芸家たちは、その新しい伝統技術で作品を作り続けています。
曜変天目の第一人者として高名な桶谷 寧は、1968年に京都の陶家に生まれました。大学を出て、その後に陶工訓練校などで陶芸技術を学んだあと、家業に従事するようになり、その傍らで陶芸家の夢を持ちつつ、毎晩、図録に載っている曜変天目の再現を目指すようになりました。天性の才能からかまもなく、曜変天目の再現に成功します。当時の桶谷は、西洋由来の伝統釉薬の調合に時間をさき、さまざまな発色をする釉薬を研究することで、曜変天目の星文様や色の再現に成功したのです。
30歳を前にしたある時、国宝・曜変天目茶碗の実物を展覧会で見て、それまで図録を見ながら再現していた自作とまったく違うことがわかり愕然となった。
それまで、当たり前だと思っていた釉薬の調合研究に疑問を持つようになり、それまでのものはすべて捨てさり、一から曜変天目に取り組むことになった。
そして、桶谷が導き出した答えが、国宝・曜変天目茶碗と同じ作り方で、再現するということだった。
日本の陶芸に浸潤した西洋技術と決別したことで見えてきた曜変天目。
西洋技術と決別し、東洋の作品を作った。明治時代から続く陶家に生まれ、近代日本の窯業技術を専門的に学んだ桶谷にとっては、とても険しい決断だったことだろう。
桶谷 寧:曜変天目茶碗 (2017年個展出品作品)