黒田辰秋 茶杓のこと

 

黒田辰秋 茶杓のこと

 

 

木工芸の人間国宝で、河井寛次郎・濱田庄司・富本憲吉・石黒宗麿ら多くの陶芸家と交流のあった黒田辰秋先生。

家具や調度品を受注制作することから始めた創作活動でしたが、燿貝による螺鈿技法を習得し、美術工芸の世界に飛びこみ、工芸家としての成功を得ました。

家具・調度品の制作も継続していく辰秋でしたが、漆芸の飾り筥や茶道具の制作が本流になってゆき、名声も得て、人気も絶大を誇るまでになりました。

稀少で貴重な木材や貝の素材を惜しむことなく使用した得も言われぬ存在感は高級感
に溢れ、人々を魅了しました。

 

 


晩年には、竹を素材にした茶の湯の花入などの竹芸さらに陶芸にまで芸域を広めました。
この作品は、辰秋の最晩年に制作された茶杓で、喜寿を記念して特別に作られたもの
を証す焼き印が、筒と作品に押されています。
根竹を用いて作られている力感溢れる辰秋らしい一品です。   

 

 

 


隠崎隆一の茶碗に取り合わせて

 

 

 


銀座 黒田陶苑アネックス は、
ギンザ・シックス [ GSIX ] の真裏の三原通りに面する銀緑館の2階にあります。
ご来店を心よりお待ちいたしております。


銀緑館前の三原通りには、パーキングメーターの駐車スペース(1時間300円)が多数設置されています。
また、ギンザ・シックス駐車場(30分300円)の他に近隣には多数の時間貸し駐車場があります。
ギンザ・シックス駐車場から当店までのアクセスは⇒こちらをご覧ください。

 


 

 
 

【銀座 黒田陶苑アネックス】
 
TEL.03-3571-3223
11:00-19:00 毎週月曜日・定休
 

 

 


銀座 黒田陶苑では、東京都のガイドラインに準じて新型コロナウイルスの感染拡大防止に務めております。


 

鈴木義宣 個展

 

このたび銀座 黒田陶苑では、瀬戸で活躍する鈴木義宣さんの個展を開催いたします。

鈴木さんのお爺様は、陶芸家の鈴木青々で、70年代に瀬戸の三羽烏の一人として絶大な人気を誇り、当時先進的な硝子釉を使った現代的な作風で知られる。

鈴木さんは、そのお爺さまが遺した伝家の宝刀というべき、硝子釉を使って新しい作風を展開しています。

今回は、うつわを中心に花器や茶器などの新作を発表いたします。
ぜひご高覧賜りますようご案内もうしあげます。

 


 

 


  硝子釉丸皿・青  w23.0×h3.1㎝         

 

 

 


硝子釉丸皿・紫 w23.1×h3.0㎝

 


鈴木義宣 Yoshinobu Suzuki

1981 愛知県瀬戸市生まれ
2011 愛知県立窯業高等技術専門校修了
    加藤幸兵衛・加藤亮太郎に師事
2015 瀬戸において制作を開始
2020 第1回黒田陶苑個展


 
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有本空玄 個展

 

このたび銀座 黒田陶苑では、有本空玄さんの個展を開催いたします。
今回の個展では、志野を中心に灰釉など新しい釉薬を用いた作品など新作を展示いたします。
ぜひこの機会にご高覧賜りますようご案内申しあげます。

 



生まれ故郷である広島の地で、志野を焼き続けている有本空玄さんの作陶は、そのお人柄が示す勤勉実直をそのまま形にしたようなものである。
最近になって手がけている樫の木の灰を使った樫灰釉の作品は、通常ならば窯に任せてしまう釉薬の流れや変化さえも、有本さんは一切の妥協も許さぬ覚悟で取り組んでいる。
今回の展覧会は、志野茶碗をはじめ、うつわや花器・壷まですべて揃えますという有本さんに会場で再び会えるのが楽しみである。

 


 

 


  志野壷 w19.3×h20.3㎝         

 

 

 


うつわ三種(上より)
樫灰釉鉢  w21.6×h7.5㎝
鼠志野鉢  w21.4×h8㎝
鼠志野額小皿  w14.5×d12.8×h2.9㎝

 


有本空玄 Kugen Arimoto

1963 広島県広島市生まれ
1992 志野焼制作を志し、美濃に通う
1995 広島・二ヶ城山麓にて制作開始
1997 公募展などに出品を始める
2000 広島にて初個展
2008 第1回黒田陶苑個展(以降毎年)


 
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武末日臣 個展-対馬より-

 

 このたび銀座 黒田陶苑では、長崎県対馬で作陶をする武末日臣さんの個展を開催いたします。

朝鮮半島の土と同等かそれ以上といわれる対馬で産する陶土を用いて制作している武末さんの作品は、李朝の古陶と遜色ないことで多くの陶芸ファンを得て、人気作家と呼ばれるようになって久しい。今回の展観でも、武末陶芸の独壇場を見せてくれることでしょう。

ぜひこの機会にご高覧賜りますようご案内申しあげます。

 


 

 


  井戸茶碗 径15.5×高7.8cm        

 

 

 


徳利三種(左より)
井戸四方徳利 径7.5×高9.8cm
粉引面取徳利 径9.5×高12.9cm
刷毛目草文徳利 径7.2×高9.5cm

 

 


酒器三種(上より)
粉引片口 径9.1×高9.0cm
三島杯 径8.5×高3.0cm
井戸杯 径7.7×高3.6cm

 

 


堅手通信使文扁壷 径13.6×高11.3 cm

 

 


筆洗二種(上より)
るり釉長方筆洗 幅16.5×奥行8.5×高7.5cm
るり釉長方筆洗 幅16.9×奥行9.2×高7.2cm

 

 


刷毛目鉢 径24.8×高6.6cm

 

 


武末日臣 Hiomi Takesue

1955    長崎県上対馬町生まれ
1989 韓国の古窯調査を始める
1994 對馬に工房を作り、制作を開始
2022 第12回 黒田陶苑 個展


 
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山口真人 個展-琳派織部Ⅶ-

 

 このたび黒田陶苑では、山口真人さんの個展を開催いたします。

今や山口真人さんの代名詞になっている琳派織部。
今回の個展で7回目のバージョンアップになり、デザインや紋様も進化して、細密で複雑になってきました。

今回の個展では、琳派織部をはじめ、織部や御深井と呼ぶ色釉の美しいうつわなど多彩な作品が用意されています。
ぜひこの機会にご高覧賜りますようご案内申しあげます。

 


 

 


 琳派織部降三世明王図茶碗 w13.8×h9.7㎝          

 

 

 


琳派織部龍図注器 w14.1×d8.5×h10.7㎝

 


山口真人  Yamaguchi Makoto

1973 愛知県瀬戸市生まれ
    生家は江戸時代から続く西山窯
2000 瀬戸の名門陶窯「霞仙」に入る
2004 工房を設け、制作を始める
2007 公募展に出品を始める
2013 第1回黒田陶苑個展(以降毎年)


 
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渡辺 聡さんの個展が始まります

 

3月26日(土)より、渡辺聡個展が始まります。

うつわに重点において制作している備前焼作家の渡辺聡さんは、大きな窯を用いた柔らかい焼き上がりが特徴になっています。
うつわに最適なその焼き上がりは、清潔感があって、とても人気があります。
今回の個展では、新作のうつわが並びました。

3月31日(木)午後7時まで開催いたします。※月曜日は定休日になります。

 


 


渡辺 聡:備前焼のうつわ

 

 


渡辺 聡 個展-備前のうつわ-

2022年3月19日(土)〜 3月24日(木)
午前11時~午後7時・月曜定休
会場:銀座 黒田陶苑アネックス

 


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鹿児島壽蔵 宝玉捧持童子

 

人形の人間国宝・鹿児島壽蔵先生の紙塑 金砂子貼装の作品です。
紙塑とは、鹿児島先生が創作した技法・技術で、紙を漉くところから作家自らが行い、その和紙を用いて塑像するというものです。
この作品は、紙塑で造形したのちに、自ら漉いた和紙を張りこみ、その上に金砂子を荘厳、さらに細い組紐を作り、髪の表現にしているたいへんに手の込んだものになっています。

福々しい童子が、玉を捧げ持ち座す姿のこの作品は、鹿児島先生の作品の中でも異色を誇ります。
人形の親しみやすさと厳しい造形性が共存する鹿児島壽蔵渾身の逸品です。

 


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【 作品番号 : 602 】


鹿児島壽蔵 | Jyuzo Kagoshima

1898
福岡県福岡市に生まれる
1913
博多人形制作に従事する
1932
紙塑人形の制作を開始
1933
日本紙塑藝術研究所を創設
1936
帝展に入選
1961
重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
1982
逝去(享年84歳)


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