小林さんは、練込・象嵌・堆泥・彩色などの技法を高高度に駆使する陶芸家です。
東京藝大大学院でドクターを取得した小林は、日本の陶芸のバージョンアップを担う期待の星。
複層多層のレイヤーで造形された、日本的かつユニークな作品が特徴です。
超絶的な技法で作られる縁起物は、皆さまのもとに、大きな福を招きこむことでしょう。
ぜひ、ご高覧いただきたく存じます。
小林さんは、練込・象嵌・堆泥・彩色などの技法を高高度に駆使する陶芸家です。
東京藝大大学院でドクターを取得した小林は、日本の陶芸のバージョンアップを担う期待の星。
複層多層のレイヤーで造形された、日本的かつユニークな作品が特徴です。
超絶的な技法で作られる縁起物は、皆さまのもとに、大きな福を招きこむことでしょう。
ぜひ、ご高覧いただきたく存じます。
孤高の鬼才と呼ばれた岡部嶺男。
近年、作品の芸術性が高く再評価され、多くの偉大な功績がふたたび注目されています。
私どもと岡部嶺男先生とのご縁は、昭和28年に遡ります。料亭などで使われる織部や志野のうつわを作っていただいていたのが始まりで、嶺男先生が世に評価される昭和30年代半ばまでこのご縁が続きました。当時の仕入台帳をめくりますと、毎月300点超にのぼる湯呑・皿・鉢などのうつわを取り扱っていたことがわかります。
今回は、ご遺族・嶺男窯変芸術記念館さまから特別に貴重な品々を拝借、本邦初公開の
絶作を含め、展観させていただく機会をいただきました。
没後二十五年の今年、出生の地である瀬戸で回顧展が開催されます。
[予告] 岡部嶺男 回顧展 4月18日(土)~6月28日(日)瀬戸市美術館
加藤清和 Kato Kiyokazu
1970 京都市東山区出身
1990 京都府陶工高等技術専門校卒業
2004 日本伝統工芸展初入選
2006 黒田陶苑初個展(以降毎年)
2013 日本陶芸展最高賞グランプリ受賞
板谷波山 いたやはざん
1872 茨城下館に生まれる
1894 東京美術学校彫刻科卒業
1896 石川県工業学校木彫科主任教論になる
1903 東京・田端に移り工房を築く
波山と号し制作を開始
1906 日本美術協会展・技芸褒状一等を受賞
1917 日本美術協会展・金牌第一席を受賞
1929 工芸家として初の帝国美術院会員となる
1934 帝室技芸員となる
1953 文化勲章を受章
1960 重要無形文化財保持者(人間国宝)に指定されるが辞退
1963 逝去(享年91歳)
Hazan ITAYA [Tea spoon]