伝統と格式を誇る萩焼の名門・三輪家の十代目。人間国宝・三輪休和が、70歳の古稀を記念して、表千家家元・即中斎宗匠の監修で制作された特別な茶碗です。
この作品を完成させた翌年に、弟に休雪の家督を譲り、休和を名乗りました。
柔和で端正、高貴を感じさせる上品な姿と色合いは、三輪休和の人格そのものを表しています。枇杷色をした萩焼の優しい色合いと暖かい色調が引き立ちます。
即中斎宗匠によって、壽山と命名されたこの茶碗には、特別仕様の箱・美しい紐が付けられた漆塗の曲げの挽家が添っています。
茶碗の高台脇に「古稀」と彫り込まれ、箱書きは「無形文化財 十代三輪休雪 古稀造之」とし、即中斎による御墨付があります。また、挽家の蓋裏には「壽山」と即中斎による朱漆書きがあります。
三輪休和 みわきゅうわ
1896 山口県萩市に生まれる(九代三輪雪堂の次男)
1910 家業に従事し、作陶を始める
1927 十代三輪休雪を襲名
1942 川喜田半泥子と交友する
1956 山口県指定無形文化財に認定
1967 家督を弟・節夫に譲り、「休和」と号す
1970 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される
1977 逝去(享年86歳)
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