初代 川瀬竹春(1894~1983) 祥瑞四方酒呑 共箱
1970年代 w6.4×h4.7㎝
大垣に生れ、陶工として瀬戸から京都に移り、技術を認められて、京都の名門・三浦竹泉に入る。名門工房でさらに腕を磨き、25歳の時に独立し陶芸家として活動を始めました。
竹春の竹の字は、竹泉から腕を認められた証しである。
戦後、竹春先生は、三井本家の当主にその腕前を見込まれて、大磯の別荘に構えた陶窯「城山窯」に招聘され、三井家が所有する名品の写しなどの制作が始まりました。
竹春先生の優れた技術は、お家芸としてお孫さんである川瀬忍先生に受け継がれています。
この作品は、もっとも得意とした祥瑞のぐい呑です。
染付で竹に雀図と葡萄に栗鼠図、白く抜けた部分は、小花図の陰刻模様が施されています。
四方の桝形の盃は、平行から十度傾けると円形よりも美味しく呑めると私に教えていただいたのは、二代目の竹春先生でしたが、まさに的確、絶妙でありました。
高台は、古典に倣い施釉されていません。釘彫りでサインがあります。
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