三人展

 



このたび黒田陶苑では、三人展を開催いたします。

伊賀の渡辺愛子・織部の山口真人・李朝陶の鈴木大弓の三人は、古陶磁研究会で知り合い親睦を深め、それぞれの実力を認めつつ、良いモノを探求し切磋琢磨しています。
今回の展覧会は、黒を共通テーマに、それぞれが普段扱わない原料や手法を用いて、新たな作品を作り上げた成果をお披露目する内容になっております。
ものつくりの心奥に潜在する未知なる才能の新発見にご期待いただきたく存じます。





 

 
鈴木大弓 黒茶碗

 

 


山口真人 黒茶碗

 

 

 


渡辺愛子 黒茶碗

 

 

 


 

 

 

渡辺愛子
1971年 大阪府堺市出身
三重県伊賀市にて制作

 

山口真人
1978年 愛知県瀬戸市出身
愛知県瀬戸市にて制作

 

鈴木大弓
1981年 宮城県仙台市出身
三重県伊賀市にて制作

 



 

 

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山田 想 個展

 

 このたび黒田陶苑では、常滑の山田 想さんの個展を開催いたします。
山田想さんは、常滑焼・朱泥急須の名門・常山窯の後継者として生まれ、ライフワークとしての急須の制作と新しい試みとして「青」を手掛けています。
今回の個展では、朱泥を中心に青や常滑穴窯の新作を多数出品いたします。
ぜひ、ご高覧いただきますようご案内申しあげます。

 


 

 
朱泥急須







青 急須







常滑穴窯急須







朱泥後手急須







青 後手急須 







常滑穴窯急須






青 急須







青 後手急須 窯変

 


 

 

山田 想 Soh Yamada

1979  愛知県常滑市出身
     四代山田常山の長男
2002 常滑市立陶芸研究所修了
     岐阜県多治見にて制作開始
2004 常滑に戻り、常山窯で制作
2009 第1回黒田陶苑個展(以降、毎年開催)

 

 


 

 

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小山厚子 個展

 

このたび黒田陶苑では、小山厚子個展を開催いたします。
2005年の衝撃的なデビューから、伝統の備前焼に新しい風を吹かせている小山厚子さん。
今回の新作展では、古式の登窯でじっくり焼き上げた窯変や今や小山さんの代名詞となった銀彩や色絵などを展開いたします。
ぜひご高覧いただきたく存じます。

 


 

 

 
備前窯変花入








銀緑彩反り鉢








粉引色絵水玉向付








備前緋襷菊花向付







備前緋襷徳利








銀緑彩反り鉢







備前窯変徳利








備前緋襷徳利+紅志野ぐい呑







銀彩格子刻皿


 

 

小山厚子 Koyama Atsuko

1979 岡山県備前市生まれ
2000 父・小山末廣に師事
2003 初窯を焚く
2005 初個展(銀座 黒田陶苑)
2017 第13回個展

 

 

 

 


 

 

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近藤 豊  粉華瓶

 

 

染付技法の人間国宝・近藤悠三の長男として生まれ、父・悠三の制作の手助けをしながらも、独自の作風を展開した近藤豊。
京都藝大では後進の指導にあたり、結果的に優秀な陶芸家を多く輩出した功績は高い評価に値する事実です。
伝統的な技法を熟知しつつ、常に現代的な感覚を取り入れていた近藤豊は、戦後の京都陶芸の発展に大きく寄与し、伝統的な風土を持つ京都にあって、今までにないものを創造する陶芸風土を作り上げてゆきました。
自身は、父・悠三の石ものの作風に一切触れずに、三島印華・墨流し・粉引などの技法でもって土ものを中心に現代性を求め試行錯誤を重ねて、黒地に白の三島印文の作風「粉華」を完成しました。粉引と印華を組み合わせたことから「粉華」と名付け、結果的に近藤豊の代表的作品として後世に高く評価されています。
この作品は、晩年期の代表作「粉華」の花瓶です。古備前の舟徳利からヒントを得た尻張・口細の美しいフォルムは、現代的な白黒の文様と融合し、古今の調和が美しい作品になっています。
早世ゆえ作品に希少性がありますが、このほどご縁をいただき、久しぶりに大きな作品をご紹介することができました。

 


 

近藤 豊  こんどうゆたか

1932 京都市東山清水に生まれる
    人間国宝・近藤悠三の長男
1955 京都市立美術大学工芸科陶磁器卒業
1957 京都市立美術大学専攻科修了
     富本憲吉に師事
1961 京都市立美術大学工芸科助手
1962 アメリカ・インディアナ州立大学講師就任
1971 京都市立美術大学助教授就任のちに教授
1978 日本伝統工芸展奨励賞受賞
1983 逝去(享年50歳)


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GSIX

 

数日後の2017年4月20日に、黒田陶苑のすぐ近くに「GSIX」がオープンいたします。
既にご承知のとおり、松坂屋銀座店跡地に完成した大型複合商業施設です。
2013年6月30日に閉店した老舗百貨店・松坂屋。
松坂屋さんは、私の少年時代の遊び場であって、屋上遊園地やウインドウで好きなものを選んで切符(チケットでなく厚紙の切符でした)を買って食事する「お好み食堂」で、お子様ランチを食べていた場所でございました。
21世紀になっても、銀座であっても、独特のレトロ感を醸し出していた松坂屋さん。最終章では、外資系テナントに浸食されてしまっていましたが、屋上遊園・食堂・地下食品街は旧態を保っていて私の休息場所になっていました。
松坂屋閉店の2013年6月下旬、私はフランス・ギメ美術館で行われた北大路魯山人の過去最大級の回顧展に携わっていた関係でパリに居て松坂屋の最終日には立ち会えなっかったことを思い出します。
当初、2016年秋開業予定で説明されていた施設ですが、およそ半年の遅れでもって、いよいよ4月20日オープン。
内覧会でお邪魔してまいりましたが、想像以上の施設になっていました。
先にオープンした5丁目の大型複合商業施設・東急プラザが、銀座初・新規展開・新業態を売り出しているのに対し、このたびの6丁目のGSIXは、世界ブランド旗艦店・老舗・大人気ブランドを押し出していることに私は注目いたしました。
空気のきれいな屋上庭園では、銀座はやはり銀座であって、そして銀座は世界の未来なのではと思ってしまいました。
詳しいことは申せませんが、ほんとに素晴らしい銀座のランドマークになりました。
ぜひ皆様、銀座にお越しください。

 



下の画像は、
2013年6月30日の閉店を前にSALEの垂れ幕が下がる旧・松坂屋銀座店。


[ 2013年4月23日撮影 ]

 

藤ノ木陽太郎 個展

 

このたび黒田陶苑では、唐津・土平窯の二代目・藤ノ木陽太郎さんの個展を開催いたします。

1981年生まれの藤ノ木さんは、伝統的な唐津焼をライフワークとしながら、彫刻を学んだ経験から、陶芸と彫刻塑像の融合を目指す作風を展開している陶芸家です。
ご高覧くださいますようご案内申し上げます。


 

 

 
二彩唐津花入


 

藤ノ木陽太郎 Fujinoki Yohtaro

1981 佐賀県唐津市生まれ
2007 多摩美術大学 油画専攻 卒業
2008 父・藤ノ木土平に師事
2012 作品の発表をはじめる
2015 第二回個展(銀座 黒田陶苑)

 

 

 


 

 

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