このたび黒田陶苑では、小牧鉄平さんの個展を開催いたします。
小牧さんは、穴窯を使った作陶活動を続けている作家で、壺や
甕・蹲などの信楽焼を作っています。
今回の新作は、穴窯幾何文と呼ぶ、線象嵌と穴窯自然釉を組み合わせた
異色作。線象嵌の繊細な仕事を施した器物を穴窯で焼くという大胆な
手法はあまり多くは見かけない仕事です。
小品からドラム缶のような信楽焼まで、多彩な作品が会場に並びます。
ぜひご高覧いただきたくご案内申し上げます。
小牧鉄平 穴窯幾何文一輪生 h12.4cm
小牧鉄平 信楽破れ大筒 h46.3㎝
小牧鉄平 Teppei Komaki
1971 茨城県出身
1994 京都精華大学陶芸専攻科卒業
信楽に移り、製陶に携わる
2005 独立。古式穴窯での制作を開始
2018 炭化幾何文を始める
2019 穴窯幾何文を始める